MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

土筆

2013-03-11 | Weblog
息子(4歳)が、保育園から帰ってきた時。

バッグを開けると、何かがビニールに入っていた。
何だろ?

開けてみると、それはつくし。

おお。
つくし。
もうそんな時期ですか。

つくしって春っぽいイメージあるけど、案外早く出てくるもんなんだよな。
と、つくしを見たら毎年そう思う。
そろそろ暖かくなってきた。
と感じる少し前から見かけるようになるんだよね。
毎年その事を忘れ、つくしを見てから「もうそんな時期か」と思っちゃうんだよな。

そして今年もまた思っちゃった。
悔しい。
つくしに負けた気がしてしまう。
来年こそは先に思い出して、つくしの野郎を見返してやりたいものだ。

さて、そんなつくし。
息子は保育園の横の田んぼ付近で取ってきたらしいんだけど…

しかしなぁ。
つくし貰ってもなぁ。

どうすりゃいいのか分からないよ。

飾るには不向きだろう。
家が殺風景だからといって、つくしを花瓶に入れて飾るのは、あまりに寂しすぎる光景だ。
つくしが飾られているような家になんか誰も寄り付かない。
殺風景のままのほうが余程マシだろう。

もうちょっと丈夫だったらなぁ。
形状的に、綿棒の代わりになりそうなんだけどね。
残念ながらちょっと柔すぎる。
こんなにフニャフニャしてたら、とても耳垢には太刀打ち出来ないだろう。

土筆って漢字なんだから、その名の通り筆にも形状は似てるけどね。
こちらもまた柔過ぎて無理。
完全に名前負けしちゃってるよ。

ということで、つくしを貰ったってどうにもならない。

いや、食べられるのは知ってるよ。
美味しいかどうかは覚えてないけど、以前何度か食べた事がある。
けど今日のは料理するにはあまりにも少な過ぎる量。
このまま塩振って食べられるんなら食べるけどさ。
そうもいかないだろう。
イメージだけど、にがそうだ。

ということで、せっかく息子が見つけてきたけど、つくしは袋にいれたまんま。
たぶんこのまま枯れていくのみだろうね。

どうせ外で取るなら、もっと役に立つものを取ってくりゃいいのに。
レアメタルとかさ。

もしくは、もっと大量に取ってくるかだな。
そしたら料理しようかって気にもなるよ。

もうこの時期はオカズ買わなくてもいいわ。
と思うくらい、取り続けてきて欲しいものだな。