撮影のため、サーキットへ行った。
人生初のサーキットだ。
正確には、昨日の下見が初めてだったんだけどね。
でもまあそこまで厳密に書かなくてもいいだろう。
いや。
ちょっとの不正も許すまじ!って風潮の現代だ。
重箱の隅をつつくようにミスを見つける人もいる。
正確にしておいたほうがいっか。
んじゃあ昨日ちょろっとだけ下見をしたけど、でもちゃんとしたレースを実際に見るのは初めてとなるサーキットに行った。
これでいいだろう。
まだ薄暗い中、山道を走ってサーキットに到着。
まずは車をセッティングしているところの撮影。
ズラリと色んな車が並んでいる。
ボクは全く車に詳しくないんだけどね。
結構、お高いのもあったりするんだろう。
ヴィンヴィンヴィンビン!!!!!!
爆音が鳴り響く!
うっは~!
すげぇ音だ!
しかし周りのみんなは無関心。
真後ろでヴィンヴィンヴィンヴィン!って爆音がしてんのに、全く気にする事なく笑顔で談笑したりしている。
街中でこんな音を出す車がいたら、周囲から一斉に白い目で見られるんだけどな。
あからさまに嫌悪感丸出しの視線を浴びてしまうよ。
自宅であったら、ご近所さんから陰口を叩かれまくるのは間違いない。
しかしここではこれでいいのだ。
いくら音を立てても、誰も何も言わないのだ。
それがここの常識なのだ。
ボクも初心者に見られないように、平静を装いつつ撮影。
プリウスとか作ってる人が見たら、どう思うんだろうな…なんて考えながら爆音の中撮りましたよ。
レース撮影のほうは、次々にトラブルがあり、そして撮影方法の関係もあり、撮ってない間はあっちこっちを走りまくり。
まるでマラソンしながら撮っているような感じだ。
全速力で走って撮って、また全速力で走って撮って。
いやぁ、疲れたなぁ。
撮影の疲れよりも、走り回った疲れが半端じゃない。
既に太ももがパンパンだよ。
でもどうにか無事に撮れたから良かった。
車にはそんなに詳しくはないんだけど、F1とかのレースは嫌いじゃないから、撮影自体は楽しかったしね。
といっても、もうしばらく車は見たくないな。
100台以上の車を見続けたんだもん。
充分お腹いっぱい堪能したよ。
と思うが、これからまた8時間近く車に乗って、大分県まで帰らなくっちゃいけないのだ。
また車か…。
見るのと乗るのとの違いはあれど、車に関わる事には変わりない。
一緒に行っていたN氏がいっぱい運転してくれたので結構ラクだったけど、それでもやっぱり長かった。
まあとりあえず無事に戻ってこれたので良しとしよう。