MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

とり天定食

2009-08-25 | Weblog
母・美智子が誕生日だというので、両親らと食事に行った。

とあるショッピングモール内にある和食の店だ。

ボクはホタテ定食なるものを注文。
ここは何度か来た事ある店だけど、値段の割りに味がイマイチなんだよね。
でも走り回る1歳の息子を連れて食事するには店の選択肢があまりないから仕方ない。

今回のホタテ定食も、やはりイマイチだった。
マズくはないけど、値段との格差がヒドい。
この値段ならもっと美味しいものが食べられるはずだし、この味ならホカ弁のほうが旨い。

横にいた愚妻は『とり天定食』を食べていた。
鳥を天ぷらにした、大分の名物だ。
そんな愚妻が笑いながら、「一個食べてみて」ととり天を差し出してきた。

食べてみる。

おお!

衣が、ぶあちぃ!

こいつは凄いぞ!

この分厚さは何だ!?

天ぷらの衣って、せいぜい1ミリくらいの厚さですよね。
しかしこれは、厚さ7ミリはある。
その7ミリで覆われているから、全体の直径1センチ以上だ。

かといって中の鳥肉は普通のサイズ。
衣に比例して大きいわけではない。

肉まんじゃないんだから…
この比率はヒド過ぎるでしょ。

衣玉を食べているような感じだ。

とり天って大分名物だから、県外の人がここに来たら食べる事も多いだろう。
その時にこの衣玉を食べたら、かなりイメージ悪いよなぁ。
本物のとり天の実力はこんなもんじゃないのに。

ボクが『美味しんぼ』の山岡士郎だったら、「こんなのは本物じゃない!」と店員を怒鳴るとこだよ。
そして勝手に厨房に行き、勝手に調理をし、それをシェフに食べさせてギャフンと言わせるとこだよ。
「作り手が愛情をもって作らないから~」などと説教をして、シェフの反省させるとこだよ。

けどボクは山岡士郎ではないので大人しく食べる。
料理なんて出来ないし。
店員さんは親切で優しかったしね。

でも今度この店でとり天を頼むときは、「とり天の衣抜きで」と注文したほうが良さそうだな。