ハマちゃん

ちょいと実家に寄ると、昼まで滞在していた姪っ子が作ったクッキーがあった。
しかも、ボクの顔の！

嬉しいんだか嬉しくないんだか…
複雑だ。

自分で自分を食べるのはイヤだけど、人に食べられるのもイヤだ。
仕方なく、泣きながら食べましたよ。

今日は最近会ってなかったＢ氏が来た。

釣りが趣味の彼。
来るなり、こないだ釣ったブラックバスだか何だかの写真を見せて自慢してくる。

「どう？凄い？」

と嬉しそうに言うんだけど…。
ボクにはいまいちその凄さが分からないんだよね。
鯛や鮭だったらだいたいの大きさを知ってるから比較出来るけど、ブラックバスって普通がどれくらいか分からない。
両手で重そうに持っているから大きいっぽいんだけど、普通のサイズを知らないもんなぁ。

なので、いいリアクションが出来ないんだよね。
「はぁ」
とそっけない反応をするボクに、物足りない様子の彼。
このままじゃ納得いかないとばかりに、さらなる自慢をしてきた。

なんと！

釣り用のボートを買ったらしい！

ほほう！
それは凄いぞ！

知っている人で船を持っている人はいるけど、それはかなり年上の人。
同世代の友達でボートを買ったってのは初めて聞いた。
なかなかの道楽っぷりだ。
恐ろしいほどの釣りバカだ。
ハマちゃんだ。
いや、ボート持ってるから、はっちゃんのほうだ。

釣りは中学生の頃にオコゼに刺されて以来やってないけど、そんなに面白いのかねぇ。
退屈そうなイメージしかないけど…。
でもこれだけ釣り人口がいるんだから、何か魅力があるんだろう。

一度やってみてもいいね。

釣ったキスをその場で天ぷらにして食べるってのは、いつかやってみたかったんだよな。
鮎を串にさして焼いて食べるってのもいい。
あ、ブリをすぐに刺身にして食べるってのでも悪くない。
タコをすぐにタコ焼きにしてしまうってのもいい。

その場ですぐに調理して食べるってのは、釣りをしないと味わえない事だもんな。
美味しそうだ。

誰か完璧にセッティングして連れてって下さい。
Ｂ氏は食べられない魚専門で釣っているから、彼ではダメなんだよね。
あと、調理人も一緒に募集！