MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

かつぶしオクラ

2008-04-10 | Weblog
こないだ近所に牛丼の『すき家』が出来た。

どっちかというと吉野家派だし、近いといってもたいして近くない。
本音を言えばアパートの1階に吉野家がオープンしてくれるほうが嬉しいが、まあ仕方ない。

今まで近所に牛丼屋さんは無かったので、これでも充分に嬉しい。
さっそく行ってみた。

家で作業があるため、今日はドライブスルーで来店。
いろいろある中から、『かつぶしオクラ豚丼』に決める。
マイクに向かってオーダーする。

が…

『はい?』と、店員さんは聞き取れなかった様子。

仕方なくもう1度オーダーしようとすると…

ここで衝撃の事実が!

すき家では豚丼を『ぶたどん』ではなく『とんどん』と読むのね。
知らなかった。
吉野家では『ぶたどん』だから、ここも一緒と思っちゃった。
わざわざフリガナが書いてあるくらいだから、すき屋としてのこだわりがあるのだろう。

まあ言われてみれば、牛丼は訓読みなんだから豚丼もそう読んであげなければ差別だ。
きっと豚協会のほうからそういう訴えがあったに違いない。

いろいろと紆余曲折を経て、この呼び名になったのだろう。

だとしたら、ボクのオーダーが通らなかったのも頷ける。
すき家には『ぶたどん』なんてものは存在しないのだから。

おそらく店員はボクのことを
「けっ!この吉野家の回し者が!くたばれ!」
とマイクの向こうで思ったに違いない。

店内で牛丼を食べていて、この会話に聞き耳を立てていたオジさんも
「けっ!このシロートが!くたばれ!」
と思ったに違いない。

ボクの後ろで並んでいる車の中のオバさんも
「けっ!ぐずぐずしてんじゃねぇよ!この鼻デカの色白が!くたばれ!」
と思ったに違いない。

まあそう言われても仕方ない。
全面的にこっちが悪いのだ。

今度はちゃんと『かつぶしおくらとんどんください』と言いましたよ。
無事に受け取ることが出来ましたわ。

苦労したかいもあり「かつぶしオクラ豚丼」は実に旨かった。
次回注文の時は気をつけなくちゃ。