昨日の強風でどうなったかと、駐車場の入り口のまんま花壇を見に行きました。
駐車場の入り口の風当たりの強さは、以前軽トラ市をやった時に経験済みで分かっています。
ひょっとしてぺしゃんこかも・・・覚悟して上って行ったら・・・！
少し倒れたヤグルマギクはありましたが、予想外のそのまんまでした。
久しぶりに富士山も見えて、昨日の風は夢のようです。
びっしりとヤグルマギクが出ているので、風で倒れても支えになったということでしょう。
集団の力はすごい！ 風とヤグルマギクに教えられました。
駐車場の端の林も、春の色です。
クヌギとコナラが木の大きさによって葉の色合いを違くし、とてもきれいです。
今日は東の斜面の一番上、百日紅の道の草刈りから始めました。
さて、草刈り本番の季節が始まりました。
朝窓を開けると、花桃の木の高い枝に座っているビクを見つけました。
猫も花を近くで見るのは喜びなのかなと思い、カメラを持って木の下に行きました。
どんな顔をしているんだろうと見たくて流しの横に行ったら、さっと何かが飛び出してきました。
ビクの天敵、黒白猫です。なるほどね。やっぱりね。
花見をしたくて木に登ったわけでは無いのでしょうね。
例のごとく追いかけられて、いつもの枝まで逃げたということでしょう。
下から見上げたビクの顔は気持ちよさそうに見えたので、少しは花見気分かも？
今日は一日猛烈な風でびっくりしました。
熊本大地震で見た活断層の怖さ、原発のことがすぐ頭に浮かびました。
昔に比べるとびっくりするほど小さくした竹やぶですが、タケノコはちゃんと出ます。
先日初物を掘って、親戚に少しずつお裾分けしました。
今日またばあちゃんと竹やぶに行ってみたら、あるある！
いつも掘るのはプロのばあちゃんに任せて、私は皮をむいて運びます。
今日はばあちゃんが掘り終わった後、私が見つけたタケノコを掘ってみました。
タケノコの先端の向きから根の方向を見極めて掘るというやり方は、以前教えてもらいました。
その通りに掘っていってもなかなか根が見つからない、変だなと思いましたが続けて掘りました。
あった！ 深いです。タケノコ掘り用の鍬でねらいを定め、一振り！
いい位置でスパッと切れた瞬間は、すごくいい気持ちです。
タケノコ掘りは、ちょっとしたスポーツのようで面白い。
小さくてきれいな竹やぶにしたいと思っているので、相談しながらタケノコを掘っていますが、
ばあちゃんの楽しみはとらないようにして、私も少し掘ろうと思います。
冬にバッサリと剪定した大斜面のクヌギの木を見に行きました。
家の近くの巨木のクヌギは、すでにたくさんの新芽が伸びているのですが、
大斜面の小さなクヌギの木は、芽が出たばかりという感じです。
中にこんな枝を見つけました。
丸い塊のようなものは、多分虫が入っているのだろうなと思い、調べてみました。
クヌギエダイガフシという虫こぶ(虫えい)で、作り手はクヌギエダイガタマバチのようです。
虫こぶを虫えいというのは、ちょうど１年前に知りました。
クヌギの虫こぶはよく見かけるので珍しくは無かったのですが、隣にちょっと心惹かれました。
小さな新芽とまだ残っている去年の小さな枯れ葉、先日の強風でよく落ちなかったものです。
新年度のスタートから半月、暖かくなりました。
桜が咲いたら見に来たいと言っていた方が、桜がほぼ咲き終わる今日いらっしゃいました。
沼津で近所の人達のための居場所を作り、リサイクルショップもやっているエネルギッシュな人です。
その方は７０代前半、車を運転してきた男性の方は多分８０代かな？
もう一人は、９２歳で一人暮らしをされているというぴんとした方です。
手作りのおかずやケーキをお土産にやって来て、２時間くらい楽しんでいかれました。
農園の畑まで下りて行き、そこから大斜面をぐんぐん上っていく様子を眺めながら、
いつもと変わらぬ元気な人だなあと感心しました。
好奇心旺盛な人生の先輩は、じっとしていることがなく、あちこち動き回っていました。
戻って来て、「ヤグルマギクもらっていい？」と言うので、「さっき行った駐車場の入り口にたくさんあるよ。」
そう答えると、「また行ってくる。」と言って、写真の場所までハサミをもって再び出かけてゆきました。
お茶と一緒に出した切干芋と落花生が美味しいと、皆さん感激してくれました。
男の方が「こんな美味しいのは食べたことが無いから、少し女房に持って行っていいですか？」と言うので、
ビニル袋を渡したら、ほんとに少しだけ袋に入れたものを胸ポケットに入れていました。
紳士だなあと思いました。私がお皿にまだ残っている物も入れて差し上げると、とても喜んでいました。
男一人女二人の３人で、ドライブしながら御殿場の御胎内温泉に行くと言って帰りました。
面白そうで素敵な人生の先輩に会えて、また元気が出そうです。
