以前猫のあくびを撮りたいと思い、じっと観察しながら何度もシャッターを切ったのですが、
私のカメラと腕ではどうしても撮れないことが分かり、あっさりあきらめました。
夕方、ビクが餌を請求し始めたので、ビクの目の前にしゃがみこんで、
何も考えずに1回シャッターを切ったら、はあ?
歯が見える!
無欲の勝利と言ったらオーバー過ぎるけれど、欲しいものは心に秘めていると、
ある瞬間、叶うことがある、こともあるのですね。
ところで、猫の歯は何本あるのだろうと思い調べたら、30本もあるそうです。
ビクは前歯が無いように見えますが、本来は門歯と言って上下6ぽんずつあり、
食べるためには使われず、生後1年で抜け始めるようです。
ビクは特別臆病なので、周りを見ながらがつがつ飲み込んでしまうと思っていたら、
猫は噛み切って丸飲みするというのが、食事の仕方なのだそうです。
ビクはジャガイモが好きなので毎日与えていたのですが、反省しました。
柔らかいものばかり食べていると、歯石がたまり歯周病になり歯が抜けてしまうというのです。
確かに自然の中で生きていたら、柔らかい芋なんて食べるはずはありません。
ビクはびっくりするかもしれませんが、明日からジャガイモはあげないことにします。