ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

プッシュ型広告

2007年07月13日 | 雑記
楽天から「楽天シニアニュース」なるメールが来た。
開いてみると、大橋純子の写真と、ローカロリー雑炊だとかの広告。
速攻で購読中止メールを出したのは言うまでもない。
(確かに若い頃大橋純子は聞いていたけどね。)

そもそも、私はこうしたユーザー属性を基にしたプッシュ型広告とか、CRM(という名のもとに行われる一方的な押し付け)が大嫌いだ。
何かを購入した時のデータを元に、「あんたはこんなものが好きなひとでしょ?」なんていわれる筋合いはない。
確かに、闇雲に広告をするよりも効率がいいことは認めよう。しかし、「よりカスタマイズされた情報提供で顧客の共感を得る」などというのは大間違いだ。

しかし、こうした「顧客属性別プッシュ型広告」に対して過剰な期待感が未だに蔓延している。とくにGPSの発達とともに、「ロケーションベースマーケティング」なる言い方で、顧客の位置情報をもとにプッシュ型広告をしよう、という考え方がある。

これはカーナビとの親和性(実現するなら、ということだが)がいいので、テレマティクスや通信ナビなどで盛んにその可能性について言われているが、私は成立しないと思う。

そもそも、運転注意散漫に繋がるようなことは容認されないだろう。
しかし、それ以上にこんなシチュエーションがありそうだ。

ピンポ~ン「いつもご愛用有難うございます。ただいまサービスタイムですのでお待ちしております」
「あんた、こんなとこ誰といっているのよ!!」
「しっ、しらねぇよ、なんかの間違いだろ」「そんなわけないでしょ!!」
なんていってるうちにすっかり動揺して交通事故。