ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

デジタルデバイド

2007年07月02日 | 雑記
デジタルデバイド、つまり教育や所得の格差によってデジタル社会に適合できない階層は、情報へのアクセスが制限されるため社会的により弱い立場に追い込まれる、と言う話がある。

しかし、問題は情報へのアクセスではなく、その情報に対する理解力と考え方であることは言うまでもない。
たとえば、ググれば0.12643秒で答えが見つかることを掲示板で質問する、なんてのはネットに接続していてもしていないのと変わらないような気がする。

なぜこんなことを考えているのかと言えば、いつまでたってもなくならないマルチ商法や怪しい代替医療。
今はネットをちょっとみればそれがいかに胡散くさいものであるかすぐわかるはずだが、ひっかかる人間が後を絶たない。

たとえば、もと小室系の「ミック・ジャガーのパロディのような」名前のタレントが副社長と言う肩書のビジネス。原価はとても安いと思われる健康食品(ほとんどブドウジュースなのに一万円)、インカだかアンデスだか、いかにも神秘的な原料、タレントの広告塔と怪しさいっぱいだが、説明会は盛況らしい。

この広告塔にされているタレントは、世間知らずと言うか無邪気と言うか、まったく自分の立場に気がついていないような感じがして哀れだ。

「全然違うよ」と言う言葉で検索してみて下さい。