ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

ロスにて

2007年06月22日 | モバイル・ウエアラブル
ロスの南、オレンジカウンティのコスタメサというところに滞在している。

ここはとてもハイソ(死語?じゃセレブ)な一画で、入り口にバーレーパーキングの係員がいるショッピングモール「サウスコーストプラザ」や、コンサートホール・美術館・高級レストランがあり、逆にジャンクフード屋がない。

一流ブランドに興味がない単身出張者としてはとても不便なところかもしれない。

仕方なくイタリアンレストランに着席して夕食をとったのだが、まあまあ許されるレベルだった。アメリカでは見た目本格イタリアンでも「歯に絡みつく」ようなスパゲッティが出てくることが多い。

アメリカでいつも感じることは、ウエイターのサービスのよさ。
これはチップという制度がうまく機能しているということだろう。

そもそもこのチップというしきたりは階級社会の名残のような気がしてあまり好きではないが、接客業に関しては顧客が感じた付加価値に応じて収入が決まるという、非常にわかりやすい仕組みだと思う。

アメリカは28日のiPhone発売にむけて異常に盛り上がっている。
全米のアップルストアとAT&Tショップで夕方6時から発売ということだが、混乱を避けるためAT&Tは4時半に一回閉店し、6時に再度店を開けるという。

各店舗に配備される数量は公開されておらず、確実に入手する方法についての噂がいろいろ飛び交っているようだ。

この国では結構個性を重んじる教育をしていて、かついろんなことに個性が反映されている。わかりやすい例で言えば、スタバの「デカフェのグランドにバニラのショット」など、自分の好みに仕上げるのが大好きだ。

こうした「オーダーメイド」の仕組みが日本で受け入れらたことは一度もない。
しいて言えばラーメン屋のトッピングぐらいだろう。

一方で、不思議なことに流行は極めて画一的に広まる。これは「画一的な」日本人以上のものがある。
10年前で言えば「ラルフローレンのポロシャツ、短パン、ナイキ」は中年米人の週末の制服だったし、そうした傾向はブランドがGAPやアバクロに変っているだけで基本は変らない。iPodの圧倒的なシェアもアメリカならではのことだと思う。
iPhoneもこのまま一気に流行するような気がする。

「特殊な」携帯しか使えないわれわれにはあまり関係ないが。