おすすめ度 ☆☆
イラク戦争を舞台にスナイパーに狙われたアメリカ兵の極限下の戦いを描いた、サバイバルスリラー。
イラク戦争時、37人のアメリカ兵を殺害したとされるスンニ派武装グループの狙撃手<ジューバ>。伝説のジューバは正体も、行方も定かでない。
本作は、最後に狙ったとされるアメリカ兵との攻防戦をベースに描かれる。
映画は、二人のアメリカ兵スナイパーを描いている。だが、一人は偵察に出ていったところを銃撃され、あと一人も、助けに行って足を撃たれる。
やっと、昔学校だった、がれきの塀に逃げ込む。
敵スナイパーは、姿が、見えない。だが、無線に割り込んできた男が、敵スナイパー。
そこからは、延々と心理作戦。
出血は止まらないは、水は残り少ないは、かろうじて生きている男。敵スナイパーは容赦なく質問してくる。
ラスト、ヘリが救助に来てくれるのだが。
ギリギリのヘルシー映画だが、緊迫感は上々。九十分持たしてくれるのだが。
アクションもない、救いもない戦争映画。
配役陣は、アーロン・テイラー=ジョンソンが、一人頑張っている。