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ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「僕のワンダフル・ライフ」、犬目線のラブストーリーです。

2017-10-10 17:53:10 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

犬映画好き ☆☆☆☆

犬を飼った人なら、だれしも、この映画に感動し、涙さえうかべるでしょう。

タイトルから、少年の犬とのいい生活かと思ってみたが、予想外れ。

犬ちゃんの、ワンダフル映画でした。

少年に助けられ、そのまま、少年とのワンダフルライフ。

子供と犬は相性がいい。

かく言う私も、少年の頃、犬を飼ってまして、まさにこのようなワンダフルライフでした。

ただ、生きもの故、命があります、特に犬は人間より命が短い。

この映画は、犬が死んでも、また生き返るというずるい手法で、愛の物語を長続きさせます。

警察犬であったり、孤独な人を助ける犬であったり、

そして、年取った少年との再会というドラマを用意して、感動を呼びます。

野犬などの、マイナス面がなく、善意の犬と人間の愛情をもろに描いて成功している。

 

 

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「盗聴者」、秘密組織とかかわってしまった実直な男の奮闘!

2017-10-09 17:43:17 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆

ベルギーフランス合作

劇場未公開 WOWOWにて、先行放映。

「最強のふたり」に主演したフランスの人気男優にして実力派のF・クリュゼ主演。ダスティホフマンかと思ってしまった。でも彼はもうオールドボーイ。

保険会社に勤めるも、キマジメすぎて、仕事を抱え込み、不眠症とアルコール依存症にさいなまれ、退職に追い込まれる。

そんな彼が、カセットテープを順番通りに聴きながらそれを正確にタイピングして文書におこす仕事を紹介される。

だが、それは、政府も絡んだ、大仕事だった。

依頼者の顔の見えない、気楽な仕事のはずだったが、依頼者の部下だと名乗る男の出現で、にわかに事件臭くなる。

一介の事務屋が、ドンパチの争いに巻き込まれる。

謎の女も登場して、物語は複雑に。

低予算ながら、サスペンスあふれる展開に。


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「ブラッド・ファーザー」、メルギブソンが娘を守る老ガンマンを演じ、久しぶりのアクション!

2017-10-09 10:17:45 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆

メルギブソン好き ☆☆☆★

PG12 酒と麻薬の話

メルギブソン、久しぶりのアクション、それもフランス映画。

荒野の真ん中にポツンとあるボロボロトレーラーハウスに暮らし、近所の仲間たちにタトゥーを入れて生活している刺青師。現在アルコールのリハビリ中。

彼の娘が、犯罪集団の争いに巻き込まれ、父を頼ってくる。

まあこの娘もアル中で。恋人がやくざと、せっかくの父娘愛も、ほめられたことではないが、そこはB級映画、目をつむるとして、自らの命を懸けてやくざと対決する姿は立派。

おん年(61歳)故、あまり派手なアクションはないが、渋めのアクションは、さすがギブソン。

やはり、老いたりといえど、アクションの味は忘れられないらしい。

ラストは、娘の脱アル中リハビリで、まあ、丸く収まる。


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「おじいちゃんはデブゴン」、サモハンカンフー大暴れ!

2017-10-08 16:27:16 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆☆

カンフー映画好き ☆☆☆★

R15+ かなりグロイシーンが。

香港映画界の重鎮サモ・ハンが、20年ぶりに映画製作、監督、主演も。

退役軍人、66歳ですでに認知症の初期。

昔、孫娘を見失った経験から、隣の少女を可愛がる。

ところが父は、ギャンブル好き、借金が膨らみ、ロシアマフィアから宝石類を盗めとけしかけられ決行。

やがて、ギャング仲間に追われることに。

娘まで騒動に巻き込まれ、デブゴンは、ギャング撲滅に。

何しろ、一人で屈強のやくざを相手に戦うのだからすごい。

老人故、素早い動きは無理だが、相手の力を利用して、自らの体重で腕をへし折る。

ギャングの子分は、瀕死の親分を滅多撃ちに。

おじいちゃんと少女の交流は、孤独同士のつながりで、心温まる物語だ。

ハートフルストーリーとサマハンのアクションで楽しくみられる映画だ。



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「太陽を掴め」、青春ドラマ!

2017-10-08 10:39:56 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

若者映画好き ☆☆★

多摩美術大学の卒業制作として制作した『雲の屑』で、『第27回東京学生映画祭』のグランプリと観客賞を受賞した1990年生まれの中村祐太郎監督による新作。

元子役で現在は歌手のヤット、ミュージシャンらの撮影をしている写真家のタクマ、タクマの元恋人・ユミカら都会に生きる若者たちを描く青春群像劇となる。

作品冒頭と終盤まじかに、ヤマトのロックというか、はじける歌が物語を代弁する。

ヤクであったり、暴力であったり、青春のはじけ方が、好感を呼ばないが、なにか、青春のうっぷんを晴らしたい勢いは感じる。

でもこれが、若者映画かとなると、うっとうしい。

作品には、力を感じるので、今後の展開は楽しみだ。

演じる吉村界人、浅香航大、岸井ゆきは、今後に期待。

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「人生タクシー」、イランの監督が、映画製作を禁止されたにもかかわらず撮り続けた傑作!

2017-10-07 17:06:45 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆

今のイランが知りたい人 ☆☆☆☆

イラン映画

2015年・第65回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。

「白い風船」をはじめとして、意欲的な作品で知られるジャファル・パナヒ監督。

イラン社会の実像を描いたとして、逮捕され、保釈されるが、映画の製作などが禁止されている。

そんな彼が、果敢にも、自らタクシードライバーに扮し、その車載カメラでイランの今を活写した本作。

当然ながら、イランでは上映禁止。各界の協力を得て、海外で上映、評判を得ている。

ただ、タクシーに乗ってくる乗客とのやり取りだけで、これだけ、面白くかつ意味深い表現を切り取った作品には喝采を送りたい。

なじみのない国の話であり、タクシーでのやり取りだけが中心の映画なので、興味のない人には不向き。

ドキュメンタリータッチながらどこか作為の感じられる本作は、まさにイランの現在を活写したといっていいだろう。

特に、姪っ子が映画を撮り続けるという手法で、映画の何たるかを訴え、胸に刺さる。

 

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「望郷」、湊かなえの短編集から2作品を選んで

2017-10-06 17:24:54 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

湊かなえの小説は、映画化がし易く、映画化された作品が多い。

本作も、短編集から、「夢の国」と「光の航路」を選別し、無理やりつなげて一つの作品に仕上げている。

もともと、ミステリー調の強い湊かなえ、本作の監督菊池健雄は黒沢清監督の助監督を務めたこともあり、ミステリー映画といえる。

湊かなえの出身地、因島が舞台で、島の閉鎖性がテーマにもなっている。

撮影も因島で行われ、美しい風景が背景となっている。

封建的な縛りのきつい風土、金持ちの由緒ある家にその伝統は残る。

ホラーっぽい祖母の存在が、その象徴として描かれる。

そして夢は「ドリームランド」、原作では、ディズニーランドらしいが、

「光の航路」は、進水式が舞台で、教育者といじめの問題を取り上げている。

許せなかった父の行動を、同じ教師をし、いじめの問題児を抱える教師が、その真相を知る話で、

前半の暗さに比べると明るい話題になっている。

貫地谷しおり、大東駿介が主演で、脇もベテランが固めている。

 

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「封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド」、中国版壮大なファンタジーアクション!

2017-10-05 19:27:44 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆とる

「封神演義」は「西遊記」「水滸伝」などと並ぶ中国の古典小説で、紂王と彼を操る妲己の暴虐に対し姜子牙(太公望)を始めとする仙界の道士たちが抵抗し、やがて人類の住む人間界と仙人が暮らす仙界をも巻き込んで戦いが展開していく、という一大バトル中華ファンタジー。

伝記物だけに、原作を知っていないとちょっとわかりずらい。

なにしろ、人間界と仙人というけた外れのロマンだから。

9尾の狐が化けた美女が、一つのテーマで、ファン・ビンビンが妖艶さを見せる。

そのほかは、思い切ったCGファンタジーで、さまざまな動物や、蟹、赤んぼなどキャラは豊富。

金ぴかの王宮など、欧米映画のパクリな映像も満載。

ただただ、壮大なファンタジーアクションに酔いしれるだけが取り柄。

ちょっと、日本人には、不向きな作品だ。

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「ホワイト・ラバーズ」、北極の地で愛を確かめる!

2017-10-05 09:33:38 | カナダ映画

おすすめ度 ☆☆☆

極限の愛の映画好き ☆☆☆★

劇場未公開

激しいラブシーンがあります。

世界から隔絶された、北極圏の小さな町。

過去から逃げてきたローマン(D・デハーン)と、この町での忌まわしい記憶に囚われているルーシー(T・マズラニー)は、互いに心の傷を埋め合える唯一の存在だった。

ルーシーは、悩みから逃れるため、町を出ると宣言。

彼女の誘いに悩むローマン。

そして二人は、極北の地を目指して愛の遍歴。

雪ぞりに乗って二人は、愛を確かめながら北を目指す。

だが、そこには、極寒の試練が。

原題は「恋人たちと白熊」

お互い幻想を見るが、でてくる白熊は、哲学的な言葉を吐く。

雪と氷の雪原で繰り広げられる愛の極致。

そして、ラスト。雪原には!

 

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「禁じられた二人」、高校生と大学生の禁じられた恋物語

2017-10-04 10:16:29 | スペイン映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開 官能映画

瑞々しい映像美と過激な性描写で紡がれる、少女と少年の激しくも切ない愛の物語。

監督・脚本を務めたのは、2014年のアカデミー賞で最優秀短編映画賞にノミネートされるなど、
これまで数々の映画賞を獲得しているスペインの俊英エステバン・クレスポ。

主演はスペイン映画界の新たなミューズ、マリア・ペドラザ!

ロリータ的な魅力を振りまきながら美しいヌードを晒し、さらに過激な濡れ場にも挑戦! 

それぞれの親に反対されながら、二人はセックスに溺れていく。

という展開だが、まあ、日本人的には、よくわからない部分が多い。

青春物語ではあるのだが。

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