おすすめ度 ☆☆
若者映画好き ☆☆★
多摩美術大学の卒業制作として制作した『雲の屑』で、『第27回東京学生映画祭』のグランプリと観客賞を受賞した1990年生まれの中村祐太郎監督による新作。
元子役で現在は歌手のヤット、ミュージシャンらの撮影をしている写真家のタクマ、タクマの元恋人・ユミカら都会に生きる若者たちを描く青春群像劇となる。
作品冒頭と終盤まじかに、ヤマトのロックというか、はじける歌が物語を代弁する。
ヤクであったり、暴力であったり、青春のはじけ方が、好感を呼ばないが、なにか、青春のうっぷんを晴らしたい勢いは感じる。
でもこれが、若者映画かとなると、うっとうしい。
作品には、力を感じるので、今後の展開は楽しみだ。
演じる吉村界人、浅香航大、岸井ゆきは、今後に期待。