ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「CAVE ケイブ」、未踏の洞窟に挑むアドベンチャーのはずが!

2017-04-23 17:24:55 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆★

ノルウェー映画

2人の男と1人の女性、未知の洞窟探検に乗り出す。

3人は、アフガニスタンの戦線で知り合っていた。

洞窟といえば、そう変化のあるものでもないが、いずれにせよ、薄暗くて気味が悪い。

あまけに、入ってすぐにテントがあり、血の跡が。

だが、一方で、3人の関係にもつれが、テントで絡んだり。

78分の中尺で、3人の人間関係の描写と、暗い洞窟探検に大半が割かれている。水中ダイブシーンもあったりして。

後半は、3人の関係が清算され、生き残ったのは一人。

怪獣とかは、出てきません。

なぜか最後に、男の父親が出没。

洞窟探検を題材にした人間ドラマなのだが、意外とあっさり終わる。

もしかして続編でも。

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「ザ・スクワッド」、ジャンレノ主演のポリスアクション。

2017-04-23 10:56:13 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

フランス・イギリス合作

ジャンレノも68歳。もうこんな年なんだ。

おかげで、アクションシーンはよたよた。

代わりに、サブの刑事が大暴れ。

強盗事件の犯人が、以前から狙っていた男とあって、頑張るが、失敗に終わり捜査を外されてしまう。

というのも、上司の奥様との不倫。上司からにらまれるわけだ。

年はいっても、お盛んだ。おかげで、銃撃戦で亡くしてしまう。

3回に分けて、銃撃戦があり、きっちり終りまで見せてくれる。

イギリス映画のリメイクらしいが、おかげで目新しさはない。

アクション好きにはこれでもいいのだが。

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「午後8時の訪問者」、若き女医の悔悟と奮戦記!

2017-04-22 17:46:09 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

ヒューマン映画好き ☆☆☆★

ベルギー・フランス合作

カンヌ国際映画祭の常連として知られるベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督作品。

ミステリアスではあるが、淡々と話が進み、自然音のみの映画なので、しっかり見てないとおいて行かれる。

診療所の医師が病に倒れ、代理で診察している若き女医ジェニー。研修医がいるが、受付や看護師もいず、天手古舞の忙しさ。

研修医の態度が横柄で注意しているとき、ドアホンが、

診察時間を1時間以上過ぎているので、出なくていいと、研修医の手前厳しくする。

その日は、次に勤務する大手病院の歓迎会だ。

だが、翌日、警察が来て、若き女性(黒人)の死体が見つかったと、監視カメラを見せてくれという。

監視カメラには、訪れた女性の姿が、もし、あの時、診察していたらの自責の念が、

それから、この女性の写真を携帯に残し、訪ね歩くことに。

徐々に明らかになる、移民問題、貧困問題。

脅迫にあったり、少年に穴に落とされたり、ちょっとひどい目に遭うが、この問題で一皮むける女医の態度。

女医の行動力と、悩みを通して、社会を描くシリアスドラマだ。

いかにも、フランス映画らしい、矜持が見て取れる。

女医を演じるアデル・エネルが好演。

 

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「はじまりへの旅」、原始生活を送っていた親子のロードストーリー!

2017-04-20 19:28:55 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

PG12 性教育があります。

第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の監督賞他、各賞受賞

現代社会から切り離されたアメリカ北西部の森で、独自の教育方針に基づいて6人の子どもを育てる父親ベン・キャッシュ。

母親が自殺したので、葬儀のため、2400キロ離れたニューメキシコへ旅立つ。

世俗慣れしていない家族の珍道中は、コメディであり、シリアスでもある。

あまりにも、原初的な父親は、母方の親戚や、街の人々ともいさかう。

でも、長男の大学合格や、次男の反発もあって、父親も反省することに。

際立った考えの持ち主である父親をビゴ・モーテンセンが好演。

現代の物質優先社会を皮肉ります。

子供たちのアンサンブルも愉快で勇ましい。


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「ある天文学者の恋文」、死後次々に送られてくるビデオレター!

2017-04-19 17:24:04 | イタリア映画

おすすめ度 ☆☆☆

「ニュー・シネマ・パラダイス」「鑑定士と顔のない依頼人」で知られるイタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品だけに、一ひねりも二ひねりも。

がんに侵され亡くなる天文学者。

うら若き恋人に、死してなお送り続けるビデオレター。

天文学の星座とか星雲とかにかこつけて。

だが、行く先々に届けられる手紙。なんだか、ミステリアス。

エディンバラやイタリア湖水地方のサン・ジュリオ島。

美しい景色とエンニオ・モリコーネの美しい旋律。

一方で、オルガ・キュリレンコ演じるエイミー、スタントをアルバイトしていて、必死の撮影。

無理を承知で受けたり、全身裸体のモニュメント作りに挑戦。

なにかとサービスショットも。

ジェレミー・アイアンズが初老の天文学者を演じ、。渋さを見せます。


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「欲望 Lovers」、性描写満載の韓国映画!

2017-04-18 19:13:01 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆

2005年リリース

ほぼ、性描写満載の映画なので、成人向けです。

原題  おいしいセックス、そして愛

韓国、AV界のカリスマと呼ばれるキムソヒョン監督作品。

偶然出会った男女、二人はセックス依存症といわれるほど、セックスに貪欲。

ついには同棲してやりまくるのだが、

やがて、男と女のすれ違い。

韓国映画映倫ギリギリの線で頑張っています。

2人の恋愛感情はうまく描かれていて、青春ドラマ官能版とでもいおうか?

モデル出身の俳優キム・ソンスと、女優キム・ソヒョンの主演映画。


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「ある戦争」、アフガンに派遣されたデンマーク軍、タリバンの攻撃に!

2017-04-18 15:37:50 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

戦争の正義に関心のある方 ☆☆☆★

デンマーク映画 アカデミー賞外国映画賞のデンマーク代表。

前半は、アフガンに派遣され、タリバンの攻撃から民を守る活動をする部隊の様子が描かれる。

戦闘シーンは、あるものの、敵とのバトルはほとんど描かれず、見えぬ敵との銃撃戦。

ただ、地雷を踏んで爆死したり、敵の弾に撃たれて負傷する兵士も。

だが、この映画は、後半に描かれる、民間人空爆事件の裁判が肝だ。

前半の戦争も、部隊長中心に描かれ、彼の家族の銃後の生活も描かれる。

ドキュメンタリーのような淡々とした前半の描写は、ゲリラ戦の不気味さをあぶりだしている。

兵士たちの心理状態も、他国のために戦う意義を問うなど、イケイケの戦争映画ではない。

(アフガンに、デンマーク軍が派遣されていた事実も知らなかった。)

敵がいることを確認せず、空爆を要請したと裁判にかけられる。

国のため、働いて裁判とは、なんとも理不尽。

ある証言で覆されるが、もしそのまま、懲役ともなればやりきれない。

特に家庭では、戦争に駆り出されること自体、悲劇なのに。

主演は「LUCY ルーシー」などハリウッドでも活躍するピルウ・アスベック。

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「グレートウォール」、万里の長城で繰り広げられる壮絶バトル!

2017-04-17 17:43:45 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

アメリカ・中国合作映画

スタッフはアメリカだが(監督は中国のチャンイーモウ)、出演者は、マットデイモン、ペドロパスカル、ウィリアムデフォー以外は、オール中国人。

中国でロケ。セット撮影。

話が、中国の歴史的遺産万里の長城を舞台に、60年に一度現れるという怪物とのバトル。

要は、怪獣映画だ。

しかし、舞台は壮大。金にあかせて作られた感あり。

前段、中段、後段と3回に分かれて、怪獣とのバトルが描かれる。

その怪獣、キングコングに出ていた、爬虫類。大きな口でパクリ。

何しろ巨大で力強い。そして数に圧倒される。

途中、多数の犠牲を伴う。

長城側も、作戦をねって、投石機や槍部隊、弓矢部隊など、空中戦でアクロバティックな戦いが。

敵は、地下で、長城と首都がつなげており、急きょ気球作戦に。

そして、当時貴重とされた黒爆薬で爆破。

戦自体に目新しさはないが、何しろ次から次へと展開する目まぐるしさに圧倒される。

マットデイモン演じる傭兵が、金目当てから、国を救おうとする女隊長に同感、戦いに参加。

女隊長を演じるジン・ティエンは綺麗でりりしい。

ほかに、アンディラウも重要な役どころ。

まさに豪華絢爛。ただ、ラストはあっけない。


 

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「アンダーワールド ブラッド・ウォーズ」、吸血鬼と狼男の対決です!

2017-04-16 19:09:59 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

ケイト・ベッキンセール好き ☆☆☆

R15+ 吸血鬼ですから、グロイです。

「アンダーワールド」は、2003年に第一作がリリーズされ、今作は第5作。意味深なラストの終わり方から次作の予感がされ、まだ続くだろう。

シリーズものだけに、前作を見ておいた方が賢明。

ただ最新作から5年開いているのでどうでしょう。私自身も見てはいるが、記憶はあいまい。

ヴァンパイアと狼男の争いですが、その中での争いもあり、なかなか複雑。

いずれにせよ、ケイト・ベッキンセールが主役を張っており、彼女の魅力がこの作の肝。

今作では、御年43歳。でも美しさは保っています。

ただ、暗黒世界の話だけに、暗く、氷の世界へ行って明るくなります。

普通、ヴァンパイア映画は、人間をかじりますが、

狼男との対決だけに、銃撃戦もあったりして、何でもありの感じ。

私にとっては、やはり女戦士といえば、ミラジョボビッチの「バイオハザード」ですね。

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「金メダル男」、ウッチャンこと内村光良のワンマンショー!

2017-04-16 10:46:43 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

ウッチャンの、原作、脚本、監督、主演のワンマンショー。

1964年、東京オリンピックの年に生まれた秋田泉一(ウッチャンもその年生まれだ)。

小学校1年生の時、徒競走で一等賞、金メダルをとり、一番になることのすばらしさを知り、絵画から火おこし迄、あらゆる種目で一等賞に輝く。

だが、すべてうまくいくわけもなく、

成長する。

だが、いつまでも一等賞の夢は忘れられず。

一人で、船出をするも、途中転覆、やがて無人島へたどり着きサバイバル生活を送る。

これが、人気となり、輝かしい一歩となるも、後が続かず、しょんぼり。

だが、妻の励ましで、撮った写真が一等賞となり、個展まで開くように。

さらに、次のオリンピックを目指して頑張るのだった。

東京五輪開催も決まり、時期的には適した映画だが。

豪華俳優に恵まれてはいるが、総花的な感じ。

でも、頑張れば、何とかなるというメッセージはよく伝わり、楽しい映画だ。

青年時代を、ウッチャンに似ているとされる青年時代を「Hey! Say! JUMP」の知念侑李が演じている。

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