ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「クリミナル・アフェア 魔警」、狂気の警官の物語です 

2015-06-19 19:12:11 | 中国映画
おススメ度 ☆☆☆

香港アクション映画好き ☆☆☆☆

限定的劇場公開

ダニエル・ウー、ニック・チョン二大俳優競演ですが、もっぱらダニエル・ウーの作品です。

ダニエル・ウー扮するデイブ、警官だが、生真面目で、偏屈、やり難いので、病院の警護係。

そこへ担ぎ込まれた瀕死の男ホン(ニックチョン)。輸血が必要で血液型が一致するデイブが血液を提供一命をとりとめる。

だが、ホンこそ、警察の追っている強盗団のボス。

デイブは上司にこっぴどく叱られる。

もともと、トラウマを抱え神経症だったディブはますますおかしくなる。

新任の女ボスは、デイブの同級生で、彼のことを心配し、現場勤めにする。

だが、再び強盗団とのトラブルで同僚が油をまかれ火だるまに、ますますひどくなるデイブ。

彼には面倒を見ている年老いた母(後で、自分のせいで殺した男の母とわかる)がいた。

複雑に入り組んだデイブのトラウマ。

上司が心理カウンセラーをしている姉に頼み、様子を見てもらうが、真相は話さない。

ずっとこのオカルトチックな警官に付き合わされるが、

その間の強盗団と警察、強盗団の仲間割れなど、壮絶な格闘が繰り広げられる。この撮影の仕方がダンテ・ラム監督の真骨頂で、ファンにはたまらない描写。

それがまた、ラストで二転三転のネタばらしで、アクション、カーアクションとともに盛り上がり、最後ははう~ん?って感じ。

いずれにせよ、油まみれの、人間火あぶり踊りはいたいたしい。

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