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「プンサンケ」、分断の歴史を揺るがす!

2022-12-12 19:00:15 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆

Unext鑑賞 2011製作  R15+

韓国の鬼才キム・ギドクが手がけたオリジナル脚本を、ギドク作品で助監督を務めてきた新鋭チョン・ジェホン監督が映画化。

38度線を越えて韓国と北朝鮮を往来する運び屋の男が巻き込まれていく過酷な現実を描く。

ソウルとピョンヤンを行き来し、3時間以内に何でも配達するという正体不明の運び屋は、いつも吸っている北朝鮮製の煙草の銘柄から「豊山犬(プンサンケ)」と呼ばれていた。

ある時、亡命した北朝鮮の元高官の愛人イノクをソウルに連れてくるという依頼を受けたプンサンケは、実は韓国の情報員だった依頼主にイノクを引き渡したところで拘束されてしまう。

イノクに惹かれたプンサンケ。寡黙、ほとんどしゃべらない。不気味。

だが、北朝鮮工作員に捕まって、爪はがしの拷問をされる。ほか、尻に錐をつったてられ、びっこをひく韓国工作員など、北と南の工作員の争い。

さらに、プンサンケの計略で、北と南の工作員が同室で罵り合う。

キムギドクらしい映像のくくりだ。

 

 


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