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アメリカ映画「きっとここが僕の帰る場所」、さえない老年のロック歌手の旅物語!

2012-08-03 16:26:44 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆☆

アメリカ映画だが、監督はイタリアのパオロ・ソレンティーノ。

そのメークなんなんだといわせる、老人メイク。でも派手。アイラインと口紅、だが顔はしわしわ。ショッピングセンターをカートを引きずって歩く姿は投げやり。ショーンペンが演じている。

元ロックスター、でも今は歌はない、株でもうけたりしてるけど、消防士の妻に叱咤激励されている。イギリスダブリンでの生活。

そんな、彼は、父との祖語で、ずっとあっていなかった。突然父危篤の報が、でも飛行機嫌い、船で、故郷のニューヨークへ。だがすでに父はなくなっていた。

ただ、父は死ぬ前、ナチス収容所で虐待されたナチスの残党を追いかけていた。

で、父の願いを叶えようと自ら探索の旅に出る。

といった筋だが、父の贖罪というより、自らの立ち位置探しの旅に見える。だって、それまでのだらだら無気力が、がぜん執拗な追求と変わり果ては、銃まで購入して恨みを晴らそうとする。

広大なアメリカの荒野の旅は、ダブリンののんびりした生活とは様変わりだ。

ロードムービーにつきものの、音楽は、ロックスターの設定だけあって、曲が素晴らしい。

出会ったナチス将校は、高齢。銃の代わりにある処刑を。

そして、なしとげた男はなぜか、メイクを取った普通のショーンペンに。あのメイクはなんだったのか?




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