ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「マッチング」、ラスト1秒、あなたの愛反転する!

2024-05-31 20:03:23 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによる出会いから始まる恐怖をオリジナルストーリーで描いたサスペンススリラー。

ウェディングプランナーとして働く輪花は恋愛に奥手で、親友で同僚の尚美に勧められてマッチングアプリに登録することに。マッチングした相手・吐夢と会ってみたものの、現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男だった。それ以来、吐夢は輪花のストーカーと化し、恐怖を感じた輪花は取引先であるマッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山に助けを求める。同じ頃、“アプリ婚”した夫婦を狙った連続殺人事件が起こる。輪花を取り巻く人々の本当の顔が次々と明らかになっていく中、輪花の身にも事件の魔の手が迫る。

一方、輪花の父親の首つり自殺から、輪花の複雑な家族の形態にまで話が進み、ミステリアスな展開。

初っ端から、不気味さあふれる展開は良きにつけ悪しきにつけ最後まで目が離せない。

土屋大鳳熱演。

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「墓石と決闘」、OK牧場の決闘の後日談!

2024-05-31 16:08:48 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

西部劇好き ☆☆☆★

NHK  BS プレミアム 鑑賞  1967年製作

いきなり冒頭からOK牧場の決闘。そして、この映画、そのあとは決闘の後日談に終始する。

保安官アープは正しいことのため、法に則るためにクラントン一家とその手下に立ち向かう。しかし、弟たちを殺されたあたりから、その様相が変わってくる。
執拗なまでに追跡するアープに旧友のドク・ホリディが言う。「敵討ちをしたいのか?」。そう、正義と私怨の間でアープは苦悩するのだ。結局、クラントンを追い詰め(メキシコまで!)、決闘という形で決着をつける。

ジェームズ・ガーナーは、法と正義の執行者ではなく冷酷非情な復讐鬼と化したワイアットを好演。相棒ドク・ホリディの役は名優ジェイソン・ロバーズ。ドクはウィスキーのボトルを手放せない飲んだくれの肺病やみだが、ワイアットの情け容赦のない犯人射殺に異議を唱えながら、袂を分かとうとはしない。渋いが、どことなくユーモラスな演技が光る。難を言えば、すこし年を取りすぎているが、ドクの友情の厚さがこの映画の殺伐さを和らげている。

 

 

 

 

 

 

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