ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「男と女、モントーク岬で」、男の身勝手、過去の女を追う作家!

2018-12-20 19:15:21 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

文芸作品・恋愛作品好き ☆☆☆★

ドイツ・フランス・アイルランド合作

「ブリキの太鼓」などで知られるドイツの名匠フォルカー・シュレンドルフ監督作品

冒頭、ドイツ人小説家マックス(ステラン・スカルスガルド)がニューヨークで、自身の作品について語る。次作への思い入れが文学的に語られる。

彼は、ニューヨークで、昔恋人だったレベッカ(ニーナ・ホス)との再会を望んでいた。

友人の紹介で、住所を手に入れ、訪れるも、けんもほろろの扱い。

だが、何の間違いか、以前訪れたモントーク岬への誘いが。

かくして二人は、再会。

ホテルで愛を語り、岬で恋を愛しむも、燃え上がることはない。

二人の放つ時々のセリフが、恋の切なさを奏でる。

男と女の機微の違いが、それ以上二人を引き寄せない。

ラストは、世話をしてくれたコーディネーターの女に愛をささやかれる。

私には、そんな持て男には見えなかったが、それが、男と女というものか?

 

 

 

 

 

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「乙女たちの秘めごと」、ミレーの落ち葉拾いが映画にと思わせる!

2018-12-20 15:25:39 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆★

フランス・ベルギー合作 R15+(でも官能映画ではない)

第10回京都ヒストリカ国際映画祭上映作品

1980年、ナポレオンの政権下にあるフランスの田舎町、男たちは投獄され女たちだけが残る。畑仕事に明け暮れる女性たちだが、男がいないことは子孫を残すことに大きな影響を与える。女たちは男が村にきたら、みんなで分け合おうと約束するが。

そこへ、男が一人やってくる。女たちは、約束を果たすが、

熱烈な共和制支持者だった父に読み書きを教わったビオレット。本についての会話を通じて心がふれあい恋に落ちるが、あの約束の実行を周囲から迫られて。

淡々とした展開で、盛り上がりに欠ける。

結局男は、労働力として、重宝されるのだが

画面は美しい。まるでミレーの落ち葉拾いの人たちが、動き出したみたい。

ウエディングドレスが燃えるシーンや、沐浴シーンなどが見どころか。

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