ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「アイスと雨音」、74分ワンカット映画!

2018-12-10 16:51:38 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

挫折経験者 ☆☆☆

現実と虚構、映画と演劇の狭間でもがきながら生きる若者たちの姿を、74分ワンカットで描いた意欲作。

ある小さな町で舞台が上演されることになり、オーディションで選ばれた6人の少年少女が初舞台に向けて稽古に励んでいた。しかし突然、舞台の中止が告げられてしまう。

実際に、舞台の突然の中止を経験した松居大悟監督が映画化。

最初、新人たちを含めた俳優たちの舞台稽古から始まる。ちょっと、舞台劇の感じだが、読み合わせとかの段階なので、芝居の全体が演じられるわけではないので、よくわからず、入り込めない。

森田想演じる少女が、ほぼ出ずっぱりなので、彼女の映画かとも思うが、章割になっていて、ヒップホップバンド「MOROHA」が音楽を担当、監督自らが歌う。

舞台の中止が伝えられるも、公演の途中に割り込みで出演しようとする。

少年少女6人で話が進むが、それぞれの関係もわからぬまま、見せられて、終わる。

絶賛する人もいるが、面白くないとの感想が大方では。

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「チャタレイ夫人の恋人(1982)」、シルビアクリステル主演。

2018-12-10 13:56:27 | TSUTAYA発掘良品

おすすめ度 ☆☆☆

1982年作品 イギリス・フランス合作

大胆な愛と性の描写でセンセーションを捲き起こしたイギリスの作家D・H・ローレンスの小説の映画化。(ほかにも、この作品は映画化されている)

ただ、原作と大分異なる部分がある。

「エマニュエル夫人」で一躍時の人となったシルビアクリステルとジュストジャカン監督が再びタッグを組んだ作品。

一応、官能映画ではあるし、シルビアの裸体も結構露出しているが、ソフト路線。

1918年、イギリス中部ノッティンガムシャー。若くハンサムな男爵クリフォード・チャタレイ(シェーン・ブライアント)は、清純な娘コニー(シルヴィア・クリステル)と結婚し、幸福の絶頂にいた。しかしコニーの歓迎パーティで人々がダンスを楽しんでいる時、第一次大戦勃発を知らせるニュースが入り、クリフォードはハネムーンもそこそこ、戦地へと旅立っていった。ドイツ戦線で負傷したクリフォードは、下半身マヒの体となり...

という展開で、男の裸を見て、興奮する女が、やがて男に惹かれていく話。

子種作りのはずが、身分違いが問題で、ハッピーエンドとはならない。

名作のソフトな絵作りが話題の映画。

公開当時、18禁でなかったので、中学生でも鑑賞できたらしい。

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