ひろの映画見たまま

映画にワクワク

アレクサンドリア

2011-03-22 20:11:19 | 映画

アレクサンドリアは、エジプトの都市の名前。

4世紀、ローマ帝国末期。

アレクサンドリアには、図書館があり、そこの責任者を父に持つ、聡明で気品のある女天文学者の物語。

実話の脚色である。

キリスト教が入ってきて、科学者たちと対立するようになり、

やがて、科学者たちは弾圧を受けるようになる。

学問に打ち込む気品のある彼女は、人々に好かれているが、

宗教対立による弾圧という世の流れには逆らえず、悲劇が起こる。

聡明で美しい女性は、一種憧れだが、この映画では魔女として、弾劾される。

そのギャップが、迎合する男たちと対比させ、ヒロインをより美しいものとする。

古代のジャンヌダルクとでもいうべきか?

主人公のヒュパティアに、レイチェルワイズが扮し、難しい役を見事にこなしている。

現代に続く、宗教戦争の原型をのぞかせる。

 

 

 

 

 

 

コメント (3)
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