「半分、青い」は第九週に入り、いよいよこれからだ。
主人公の鈴愛が、漫画家の卵として出発。
そこで、漫画家の秋風に出あう。
その秋風を演じる豊川悦司の存在感が半端でない。
今回のドラマは、オリジナルで時代ものを感じさせない、つくりになっている。
主人公を演じる永野芽郁の天真爛漫的オーラが、程よく出ていて、ドラマを面白くしている。
片耳が聞こえないらしいが、ドラマの最中はあまり気にならない。
北川悦吏子氏の活躍に期待!
「半分、青い」は第九週に入り、いよいよこれからだ。
主人公の鈴愛が、漫画家の卵として出発。
そこで、漫画家の秋風に出あう。
その秋風を演じる豊川悦司の存在感が半端でない。
今回のドラマは、オリジナルで時代ものを感じさせない、つくりになっている。
主人公を演じる永野芽郁の天真爛漫的オーラが、程よく出ていて、ドラマを面白くしている。
片耳が聞こえないらしいが、ドラマの最中はあまり気にならない。
北川悦吏子氏の活躍に期待!
今回の「ひよっこ」は、茨城が振り出しだが、東京生活。
電気工場や、食堂など、庶民的な生活だ。
東京オリンピック時の、地方出身の労働者の生活。
食堂の場合、働く人は少ないから親密、そしてあかね荘。
下町の人々の人生機微。
岡田恵和のオリジナルドラマ。
9月末までだから、今は、半ば
視聴率は、20%に届かず安定している。
下町生活に興味のある方には、いいかも
主演の有村架純、可もなし、不可もなし。
ベテラン俳優が出ていると安心してみていられる。
おすすめ度 ☆☆★
ドラマ好き、北海道好き ☆☆☆★
直木賞作家桜木柴乃がオリジナルで書き下ろした北海道釧路を舞台にしたドラマ。
松本清張ばりのドロドロした因縁ドラマ。
やや古めかしいが、中年以上の女性には好まれる作品。
柴咲コウ、余貴美子、宮本信子らベテラン女優に、わき役も品川徹、塩見三省ら癖のある役者。
凍てつく寒さの釧路で、二つの殺人事件が起こる。
それは、青森でのストリップ小屋の恋物語が底流にある。
そこで生まれた姉妹が、人買いに売られて、別々に苦しい生活を余儀なくされる。
冬の釧路に繰り広げられる愛憎劇。
最後は姉妹の別れに涙を誘われる。
柴咲コウが、地味な、内向的な刑事を淡々と演じ、演技の幅を広げる。
沢村一樹が、彼女を支える刑事役。
いかにも、日本らしい映画だ。
NHK朝ドラが、10月から変わった。
今回は、神戸にある子供服メーカー「ファミリア」の創業者坂野惇子さんがモデル。
今回は、子供時代は短く、すぐ結婚、出産とテンポは速い。
父はレナウンの創業者。
やはり朝ドラは、女性向け。
活躍する女性が主人公。
「べっぴんさん」は、関西弁。ドラマは、神戸から始まる。
もともと品物のことだったが、今では、美しい女性のこと。
ちなみに、ヒロインを演じるのは、芳根京子さん。なかなかのべっぴんさん。
さあ、どんなドラマが展開するのか?
おすすめ度 ☆☆☆★
WOWOWで、2016年2月14日から2016年3月20日まで放映された経済ドラマ。
ツタヤで先行レンタル 3巻に分かれている。
東西帝都EFG銀行(TEFG)が舞台。三菱東京UFJ銀行に酷似。
財閥系の帝都銀行が実質取り切っており、頭取ほか主要ポストを握っている。
敏腕ディーラーの桂(椎名桔平)は、帝都ではないが為替部門の専務にまで上り詰めている。
頭取が、欲をかいて、帝都の名前にしてほしいと金融長官に泣きつき、長期国債を買わされる。
その後、国債が暴落し、銀行は多額の負債を抱えることに。
それが知られると、取り付け騒ぎになるので極秘にするが、どこかから漏れて、取り付け騒ぎに。
総務部部長代理の機転で、取り付けは収まる。
金融庁長官に泣きついて、国債取引を先延ばしにしてもらい、いったんは落着。
椎名桔平の専務の貫禄がこの映画の肝。
なかなかここまで才走れる役者は少ない。
総務部部長代理の桐谷が後を追うようだが、まだ未熟。
頭取と堂々とやり合い、部下をしかりながらこき使う様は、現在の企業の部門トップの姿とダブル。
危機を巧みにすり抜けるすべを心得ており、光っている。
椎名桔平なしにこの映画は、成功しなかっただろう。
なかなか迫力ある展開だ。
経済知識は必要だが、深くなくてもついて行ける。