
先週末からはじまった「ぐりとぐらとなかまたち 山脇百合子絵本原画展」に
昨日、行ってきました。
うらわ美術館は、京浜東北線の浦和駅から歩いて7分くらいでしょうか。
家から近いのに、訪れたのは初めてでした。
ホテルの3階のフロアにあって、シンプルで「ちょうどよい空間」だと感じました。
山脇百合子さんの絵は、余白があって、どんな絵もすっきりと清楚です。
展示の仕方も、特に凝った演出もなく、それがかえっていい感じでした。
同じ大きさの白木のフレームに絵がおさまり、その絵が、白い空間に
清楚に並んでいて‥
所々に、テーブルと、椅子がわりのおおきなスクエアクッションがあって、
壁にある原画と、それが本になったものを、かわるがわるに楽しむことが
できるようになっていました。
原画の数は、私が思っていたよりも、ずっとずっと多くって‥
ぐりぐらシリーズの中で、みあたらなかったのは、
「ぐりとぐらのかいすいよく」だけだったと思います。
1冊まるまるの絵を順にみていかれるものもありましたし、かるたの原画は、
嬉しいことに、【あ】からはじまるそのすべてを見ることができました。
ぐりとぐらかるた。
ちょうど発売された時、娘が保育園に通っていたころだったので、
それはそれはよくやりました。でも小学校へあがってからは、
目にすることもなくなって。
けれど、結構、覚えていましたねー。
【な】 なかよしないた なかよく ないた とか、
【る】 るすばんいるかと いるかが きいた とか、
【み】 みどりのらいおん みみまで みどり とか。
『ぐりとぐら』や『そらいろのたね』の頃は、切り貼りされていた原画もありました。
なんていったらいいのかなー
熱い気持ちがこみ上げてきましたよ、一瞬。
自分が小さい頃に知っていた、数少ない絵本のうちの1冊が、ぐりとぐらですから。
幼稚園のテーブルの上で見ていたぐりとぐらも、娘が生まれて、一緒に楽しんだ
ぐりとぐらも、始まりは、このたった1枚の、ここにある絵だったんだと思うと‥。
『ぐりとぐらのおきゃくさま』も、かすかに私の記憶に残っているのです。
だから思い入れのある「特別な絵本」。
雪の中で、ぐりとぐらが大きな足跡を見つけて、そのあとをたどっていって、
自分たちの家の中へと、その足跡が続いているのを発見する場面‥
(8ページ、9ページですね)
家の煙突から煙が上がっています。
あたりは一面の雪で、家の後ろにある木々は
寒々としていて‥
本で見ていたときは、特に感動するようなこともなかった場面なのに、
原画を丹念に見ていたら、ぐりとぐらの隣に、今まさに自分自身が立っているような、
そんな不思議な錯覚にとらわれました。
いろんな絵本の原画を今までに見ましたが、こんなふうにその物語の中に
自分がいるような気持ちになったのは、初めてのことでした。
山脇百合子さんの絵は、どれもとても丁寧に描かれています。
わりと最近の『ぐりとぐらの1ねんかん』の原画は、12か月+最後のパーティの場面も
表紙も裏表紙もすべてそろっていて、しかも、1月、2月、と原画の上に鉛筆で
書かれていた文字は、フランス語ではないでしょうか。
なんかとっても素敵でした。
(私は、この1年間の本の中では、部屋の中が描かれている「3月」が
一番好きなのですが、今回、それに娘が同意してくれたことに、
ちょっぴり成長をみたような気がしました。)
会場を出たところには、大きなパネル(冒頭の写真です)と
椅子が2つ用意されていて、‥椅子はもちろん青と赤です‥
<耳>がついている、青い帽子と赤い帽子も置いてあります。
そう、ぐりとぐらになって、写真が撮れるのです!
無理やり、小6女子に青い帽子をかぶってもらいましたが‥パネルの前に立つと
もう文字が隠れてしまうくらいの背なんです。椅子に座って~と頼むのも憚られ、
それでも一応、写真を撮りました。
展覧会は8月31日まで。期間中、参加費無料のワークショップがあったり、
(昨日は、粘土でおいしいものをつくろう)絵本の読み聞かせの時間もあるようです。
リーフレットを見つけました。
思わず、「いいなー」と(笑)
でも、ちょっと遠すぎ!!と、あきらめたのです。
そうしたら、ここで見つけました。
もう一度、「いいなー」!
娘さんと一緒に展覧会。
成長を痛感することが多くなった6年生ですね。
我が家のぐりとぐらの絵本は、まあ よだれやら手垢だらけ、あちらこちらに感激の一筆もあったり、何人の子供が読んだかしら???(内緒)
原画展などがあるのですね。遠いからいけないのが残念。
私は先週の金曜日西洋美術館でコローの絵を見てきました。そこにたまたまパリのオランジェリー美術館で5月の中旬にみたルノアールの作品一点と再会し
感激しました。
絵をうまく描ける人がうらやましい。私も描けたらたくさん絵本がかけただろうに。本になるような面白い話はたくさん蓄えているのだから。
あっ、文才がないから やっぱり本にするのは無理ね。
今、やっぱり気になって孫用本箱をのぞいてみると、ぐりとぐら、ぐりとぐらのえんそく、ぐりとぐらのおきゃくさま、ぐりとぐらのかいすいよく、4冊の本が出てきました。そしてあの毛糸はくまさんのチョッキだったとわかりました。
末娘が行っていた幼稚園に中川李枝子さんがきて講演会を開きました。その時買った本 三つ子のこぶた、けんたうさぎ、こぎつねコンチ も出てきました。
山脇さんの絵は本当にかわいい。愛らしくて、動きがあってね。
じゃなかったウラヤましい!
今思いついたダジャレです、スミマセン!(笑)
松浦弥太郎さんも『ぐりとぐら』は思い出の絵本みたいだし・・・
8月いっぱい開催しているなら見に行けるかなあと
密かに企んでます。
私も山脇さんの絵が大好きです。
マミーおばさんが行かれたコローも気になっているのです。
今森さんの写真も見に行きたいし・・・
もう行きたいところだらけで欲張りなこと考えてます。
暑いね~水遊び三昧の日々かしら?
娘と展覧会。
ここ数年で結構行きました。いつ頃まで
楽しめるのかな、一緒に。
ずっと一緒に行きたい気もするけど、でもいっときは
私たち親から離れて、友だちと行ったり、
ボーイフレンドとデートで行ったりしてもらいたいです。
そういう時期の後、また一緒に行かれるようになるのが
理想かな。
こももさんちは、この数年後からが楽しい時期ですよね。
ワークショップに一緒に行ったり、ぐりぐらの帽子を
かぶったり‥そのときにきっと「いいなあ」って思いっきり言ってますよ、わたし。
またまたコメントありがとうございます。
ぐりとぐらは、ほんとうにかわいいですよねー。
挙げてくださった4冊のほかに、「ぐりとぐらのおおそうじ」と「ぐりとぐらとすみれちゃん」も
ありますよー。
この夏のお孫さんとの「合宿」の時に、ぜひぜひ読んでみてください。
中川李枝子さんのお話を聞く機会があったなんて、いいですね、羨ましいです。
三つ子のこぶた、けんたうさぎ、こぎつねコンチ、どの話もおもしろいし、絵もとってもかわいいですよね。
3冊とも持ってはいないのですが、娘が保育園に行っている時
図書館で借りてきて読みました。
山脇百合子さんの絵で、あとお薦めなのは
「ひみつのひきだしあけた?」です。
もうご存じかな。
今日も強力に暑かったですねーっていうか、
今もかなりの暑さですね。
ぐりとぐら展は、時間を見つけてぜひぜひ行ってくださいませ。
山脇さんが、時間をかけて丁寧に描いた筆あとが、たまらなく愛おしくなってくると思います。
ことり文庫さんにもどんな本がいいかを尋ねたのですが、あなたでしたら、どんな本をお勧めくださいますか?
すみれちゃんと同じお名前のスミレちゃんが
いらっしゃるなんて!!
それはもう「絶対」にプレゼントラインナップに
入れてくださいね。自分と同じ名前の女の子が
ぐりとぐらの本に出ているなんて、すごく嬉しいですよね。いいなあ。
私からのお薦めは、「めの まど あけろ」
谷川俊太郎・文 長新太・絵 福音館書店 です。
幼児絵本のシリーズにはとても長くお世話になりました。
今でも一緒に口ずさんだフレーズが時折ふと思い出され、
とても懐かしいです。
もともと「ぐりぐら」の絵本は大好きなので、
とてもおもしろかったです。
ワークショップや、絵本・グッズの販売も
していましたね。
とてもよいところなので、ぜひ足を運んでみてください。
とても楽しい展覧会でしたね。
ワークショップに参加するには、娘がちょっと
大きくなりすぎてしまったので(もうすぐ12歳)
ドアの外から、みなさんが粘土しているお部屋を
覗かせてもらいました。
楽しそうでしたね~