予告の通り、2月10日(日)に、大丸ミュージアムへ行ってきました。
ジョン・バーニンガムさんの絵本原画を見るためです。
入口で気がついたのですが、大丸東京店は、新しくなっていたんですね~。
美術館も、照明落とし気味で、シックな感じになっていました。
私は、ダイナミックに背景が塗られていて、そこに鉛筆画の切り抜きが
貼られていたりするような絵が、バーニンガム絵本!って思っていたし、
そんなふうなのが好きなのですがー。
(作品でいえば、 「アルド・わたしだけのひみつのともだち」の綱渡り場面とか)
それよりも、ペン画の繊細なタッチや、田園風景を描いた緑がとてもきれいで、
そっちの方が今回印象に残りました。(ガンピーさんとか‥)
『いつもちこくおとこのこ』は、小学校で読んだばかりだったので、
原画がどれくらいあるのか気になっていたのですが‥。
思っていたよりも、原画は小さかったですね。
大きな絵を描いていて、その一部を使っているのかなあと
勝手に思っていたのですが‥その逆でした。
それと、本の中では使われなかったのかなあという絵が1枚ありました。
ジョンが川?を渡っているときに、水の中に象がいましたよ。
何度も本で確かめたけど、そんな場面ないですよね…?
ちょっと話はそれますが、絵本の原画が展示されるとき、
どうして、1冊の本すべての原画が揃っていない場合が多いのでしょう?
5冊分の本の中から、数点づつ選んで見せてくれるよりは、
1冊分まるまる全部の絵を見られたらなあと思うのですが。
そうそう、原画展での発見は、ジョン・バーニンガム氏と
私の母は同じ年ということでした。特に共通点はありませんけど(笑)。
描きこみ過ぎない絵、説明し過ぎない文章、でもとてもバランスがよい
というのがバーニンガム絵本の魅力なのかなあと思っています。
またまた余談ですが。
大丸ミュージアム後のお楽しみは、東京駅黒塀横丁の中にある
沖縄料理のお店で食べるソーキソバです。
3人とも、食べ終わるまで、ほとんど喋りません。