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「プリンセスチュチュ」ファンページ

ナイチンゲールのオペラ

2014-01-10 21:37:26 | その他
今週末のNHK(BS)プレミアムシアター、メインは昨年6月の〈赤の広場コンサート〉ですが(アンナ・ネトレプコ&ドミートリ・ホロストフスキーというロシアの二大スターオペラ歌手共演で、これはこれで注目ですが)、チュチュ・ファンのみなさまにオススメなのはその後の〈エクサン・プロバンス音楽祭2010〉(再放送)です!

影絵や操り人形を使ったファンタジックな演出(byロベール・ルパージュ)で、『お伽話』の雰囲気いっぱい。
「夜鳴きうぐいす」はアンデルセンの同名童話を下敷きにした短編オペラですが、大野和士指揮・リヨン国立歌劇場管弦楽団の素晴らしい演奏と、「腰まで水に浸かって人形を操るオペラ歌手」というありえない光景(笑)で、永久保存モノですv


2014/1/13(月)【1/12(日)深夜】 NHK BSプレミアム

0:00:00~1:50:00
◇赤の広場コンサート
歌劇「運命の力」序曲
歌劇「トロヴァトーレ」から
歌劇「エフゲーニ・オネーギン」から ほか
[収録:2013年6月19日 赤の広場(モスクワ)]


1:54:00~3:31:30
◇エクサン・プロバンス音楽祭2010
ラグタイム
クラリネット独奏のための三つの小品
おどけた歌
バリモントによる二つの詩
ねこの子守歌
四つのロシア農民の歌
きつね

歌劇 「夜鳴きうぐいす」
(以上、ストラヴィンスキー)
夜鳴きうぐいす: オリガ・ペレチャトコ
料理人: エレナ・セメノヴァ
死に神: スヴェトラーナ・シロヴァ
漁師: エドガラス・モントヴィダス
中国皇帝: イリヤ・バニク
侍従: ナビル・スリマン
僧侶: ユーリ・ヴォロビエフ

合唱: リヨン国立歌劇場合唱団
管弦楽: リヨン国立歌劇場管弦楽団
指揮: 大野 和士
人形製作: マイケル・カリー
人形振付: マルタン・ジュネスト
影絵製作: フィリップ・ボウ
演出: ロベール・ルパージュ
[収録:2010年6月、7月 プロバンス大劇場]


ナイチンゲールを歌ったオリガ・ペレチャトコの美声は感動的。
他の歌手陣も(演出の大変さを差し引いても 笑)特筆すべき見事な歌いっぷりで、合唱もきれいでした。
ルパージュが原作の舞台の中国を意識して演出したのは間違いないでしょうが、水中人形劇といえば、どっちかとゆーとインドネシア(でしたっけ?)のものを思い出しますね...(ちょっと違うか)

アンデルセンの物語の中ではわりと素直にハッピーエンドな話(もくろみ外れはあっても、誰も不幸にはならない;日本から贈られたからくり仕掛けの鳥以外は 笑)なので、どなたでもすんなり楽しめるんじゃないかな...と思います。

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