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「プリンセスチュチュ」ファンページ

案の定

2012-07-25 00:14:38 | その他
と言うか(^-^;)
Eテレのベリーショートカット版「メリー・ウィドウ」(笑)では、お話の重要アイテムの扇の話とかも割愛されてて、何だかよく分からない話になってましたね。
このプロダクションは演出もちょっと変わっててお洒落で、その辺も見どころだったんですが、その説明もナシ。
『笑い』の部分とか、あと、第2幕(本来は第3幕のシーン)に素敵なバレエの見せ場(←ウィーン国立バレエ出演)があったのもがっつり削られてて、かなりザンネンな編集だったので、可能であれば是非BSでノーカット版を御覧いただければと思います。
ロベルト・マイヤーの軽妙な演技を見るためだけでも、御覧になる価値はあるかと☆

日本人の観客はやっぱりウィーンっ子ほどにはノリはよくないですけど、それでも随所で笑いが起こってましたし、舞台が進むにつれてみんなリラックスして、最後の合唱(有名な"Wie die Weiber man behandelt (Weib, Weib, Weib)";「『女、女、女』の行進曲」 のリプレイ)では、全員手拍子で楽しみました(*^▽^*)♪
この曲は本来第2幕の途中にある男声七重唱(マーチ)ですが、このプロダクションではそのシーンで幕が切ってあって、1幕の終わりと2幕の始まりが両方ともこの曲になり(本来は3幕もののオペレッタですが2幕構成になっています)、さらに(幸田浩子さんも言及してましたが)女性達にも"Mann, Mann, Mann"という替え歌で歌わせてたりと、かなりスポットが当てられてました。
字幕では訳されてませんでしたが、この曲の中で"So, so, so, so!"という歌詞があって、まんま日本語で「そう、そう!」というような意味なので、ここだけはどなたにも字幕ナシでお分かりいただけるかと思います(笑)