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今週はベルリン・フィル特集

2012-07-07 00:28:05 | その他
...みたいですね。
番組編成の変更で日曜深夜になってしまったため、超見づらくなってしまったNHK BSのプレミアムシアターですが、それはさておき、今週と来週は「企画モノ・コンサート」の放送です。
多くの人に気軽に聴きに来てもらえるように、という意図で企画されてるコンサートsなので、曲目なども馴染み易く、御家族で楽しめるんじゃないでしょうか。


2012/7/9(月)【8日(日)深夜】  NHK BSプレミアム

0:00-1:33
◇ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2012
 ハイドンの主題による変奏曲 作品56a(ブラームス)
 チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.Ⅶb-1(ハイドン)
 交響曲 第5番 ハ短調 作品67(ベートーベン)

 チェロ:ゴーティエ・カプソン
 管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:グスターボ・ドゥダメル
[収録:2012年5月1日 スペイン乗馬学校(ウィーン)]


1:36-3:16
◇ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2012
 交響曲 第5番 ホ短調 作品64(チャイコフスキー)
 憂鬱なセレナード 作品26(チャイコフスキー)
 ワルツ・スケルツォ 作品34(チャイコフスキー)
 「懐かしい土地の思い出」から 第3曲「メロディー」(チャイコフスキー作曲/グラズノフ編曲)
 序曲「1812年」 作品49(チャイコフスキー)

 バイオリン:樫本 大進
 管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:アンドリス・ネルソンス
[収録:2012年6月24日 ワルトビューネ野外音楽堂(ベルリン)]


前半のコンサートは、某所のblogにてチリチリのモップ頭(笑)と評されたドゥダメルの指揮。
彼はホントに、才能とエネルギーに溢れた、素晴らしい指揮者ですね。
『あの』ベルリン・フィルが、彼が指揮すると「生きた演奏」をします。
メインは皆様よく御存知の「運命」。
これ(の冒頭)と「白鳥の湖」(の第2幕の情景)が、『誰でも知ってるクラシック』の双璧ですかね。
あと、どうでもいい話ですが、ウィーンのスペイン乗馬学校というのは直接スペインが関わってる乗馬学校というわけではなく(ハプスブルク家という意味では関係ありますが...)、伝統的な「スペイン乗馬」(一種の曲技乗り)を保存・継承するための施設です(たぶん)。

後半、チャイコフスキーの交響曲第5番は「眠りの森の美女」の双子の兄弟ですので、バレエ・ファンの皆様には特に親しみやすいのでは。
中3曲は独奏ヴァイオリン付き。
樫本さんはこないだのロシア・ナショナル・オーケストラの来日公演でもこれらを弾いてて、大喝采でしたよ。
「1812年」は某人気クラシック漫画/ドラマでも取り上げられてましたし、ラ・マルセイエーズ(フランス国歌)が出てきたり、ドカドカ大砲の音が鳴ったりして、サイコーにノリノリな曲ですね。