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「プリンセスチュチュ」ファンページ

10Akt

2009-07-05 03:45:09 | チュチュ感想文
ついでに10Aktの感想文。
いやはや、あれもこれもハズカシイ(笑)ことだらけで、何から突っ込んでいいのやら...

あれこれブチ壊したふぁきあ君、たぶん脅しとはいえ、いきなり首を狙うとは...一つ間違えば殺人犯だよ(そうして「犯罪者となって人生の敗北者への道をまっしぐら」? 笑)

短気な騎士様にペンダントを(首も)切られてしまったあひるちゃん、道の真ん中で寝こけて「オッケーのポーズ」(笑)を見せるやら、若い男の子の私室に忍び込んで風呂上りの姿を覗き見るやら、いつにも増してとどまるところを知らない行動力です。盗られたペンダント(こういうのを「持っててくれた」とは言わないと思う...)奪還のためとはいえ、お年頃の男の子を挑発するのは、危険だよ(笑)。

その彼の方は、アヒルなあひるちゃんに完璧にオチた模様。
ロッカールームでの衝撃の出逢いが忘れられなかったらしく、「あの時のアヒル」を発見して、またしても鳥のアヒルに話しかける変な人になってますが、まあ朝早くて誰もいないからいいかと思ったのか、あるいは金冠町だからアヒルに話しかけようがネコに話しかけようがアルマジロに話しかけようが、別に抵抗は無いのか。
更には後で死ぬほどこっ恥ずかしい思いをすることになるとも知らず(人生ってそんなもんだよね...)、「みっともないとこ」見られまくり、小っちゃなアヒルと抱き合って「純粋で危なっかしい」姿を露呈。
そりゃ、その後で「決着をつけるか」と凄んで見せたって、あっさりかわされるのも無理ありません...
とはいえ、自分が閉める扉にアヒルがくっついてるのには気づかなかったのに、「こんな夜中に」植え込みから飛び出た跳ね毛に気づいたのは上出来と言えるでしょう。

あとカロンさんちの看板ですが、(あちらの看板は普通、絵やデザインでお店の種類を表すことが多いってことはさておき)まんま"Schmied(シュミート=鍛冶屋、金属細工師)"って...それ、店の名前?(笑)
まあ、シンプルで、単刀直入で、カロンさんらしい?と言えば言えないこともないのかもしれませんが。


さて、他の回では大抵心のかけら回収時にかかってる曲がタイトル曲になってる(10Aktの場合だと『くるみ割り人形』の”コーヒー(アラビアの踊り)”)と思いますが、この回は何故か「みゅうととクレールの結婚式」の音楽がタイトル曲ですね。この間チュチュは『籠の鳥』で、ほとんど仕事してないんですが...
「12時」っていうキーワードのせいでしょうか?

プロコフィエフの音楽について、正直言って私はプロコフィエフはそんなに好きというわけじゃないので...(笑)
彼の曲は、一言で言ってしまえば、非常に個性的で珍妙(あくまで私見)。まあ、8Aktにちらっと出てきて25Aktでタイトル曲になってる「ロメオとジュリエット」とか、バレエがお好きな方にはわりと親しみのある作曲家なのかもしれませんが。実際、バレエを見ながら聴くと(音楽だけ聴くより)はるかに納得できるんですよね。
これまた珍妙なカラスのかぶりもの軍団(『くるみ割り人形』のネズミ軍団を思い出します 笑)が踊る「ワルツ」なんかは、彼の作品の中では比較的まともな方だとは思いますが、にしても、ぱっと聴いてすぐに理解できる曲じゃないです(私にとっては)。プロコフィエフの音楽で踊れるダンサーってスゴイなぁ、と思います。何度も繰り返し聴いて、練習してれば慣れるもんなんでしょうか?(あるいは音楽はそんなに聴いてないとか? 笑)