Entchenssee

「プリンセスチュチュ」ファンページ

3Akt

2006-12-17 00:52:06 | チュチュ感想文
N○K教育の<スーパーバレエレッスン>で「眠りの森の美女」の”パノラマ”が流れてたんで、なんとなくこの回を...
(なんで「ジゼル」じゃないんだ、ってツッコまないで下さい 笑)

(注:いちいちお断りする必要も無いとは思いますが、
ペローの童話は「眠れる森の美女」、チャイコフスキーのバレエは「眠りの森の美女」
と表記されるのが慣例なので、それに従ってます。
同様にシェイクスピアの戯曲は「ロミオとジュリエット」、音楽の方は「ロメオとジュリエット」で。
『統一性が無い!』と思われるかもしれないので、念のため)

「眠りの森の美女」の全曲を初めて聴いた時はえっ?!と思いました。
実は3Aktタイトル曲”パノラマ”の前に在るパ・ド・ドゥ、眠れる城にやってきたデジレ王子が
オーロラ姫の幻と踊るシーンの旋律は、チャイコフスキーの交響曲第5番第2楽章とソックリ。
だいたい同じ頃に書かれたためなんでしょうが、曲全体のイメージもすごく似てます。
他にも「白鳥の湖」は交響曲第1番(冬の日の幻想)と、「くるみ割り人形」は交響曲第2番
(ウクライナ)とよく似てます(と思います)。もし機会があったら聴き比べてみて下さい。


さて、3Aktの最初であひるちゃんは「みゅうと先輩はお話の中の王子様だ」と明確に認識し、
最後に「プリンセスチュチュ(自分)もお話の中の登場人物だ」と知るわけですが、
ふぁきあ達と違ってずっと町の中で暮らしてきたわけでもないのに、あっさり
「お話が現実になる」と納得してしまえるとは、人並みはずれた(ヒトじゃないか)適応力です。
通りすがりのレストランに入って、水をくれ(しかもビンに)と頼むくらいだから、
もともと常識にこだわらない性格なんでしょうね...

この回でどうにも納得できないのが、みゅうとの「感覚」。
心が無くても「怪我して痛い」とか「お腹いっぱい」とかは、気持ちで感じる(大脳を通る)わけじゃないからわかると思うんですが。
そうでないと日常生活にも支障を来すはず(来してるか 笑)。ちょっと回路が混乱してるだけなのかな?

3Aktにして初めてまともに一人合点以外の台詞を喋ったと言えるふぁきあですが、態度の悪さは相変わらず。
幼馴染のるうちゃんはともかく、格別親しくもない2つも年下の後輩を脅すなんて、どーゆう了見なのか。
あと、あんな狭い町の中で人を探すのにわざわざ馬に乗る必要無いのでは...(てゆーか乗らない方が便利なのでは?)
若いんだから、歩け(笑)

それにしてもえびねさんの料理は美味しそうだったなぁ。
ドイツ料理って、たしかに量は多いけど、けっこう日本人向きの味ですよね?