中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

労働力の減少をいかにして補うか?

2014年11月14日 04時41分24秒 | 2014年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2014年版ものづくり白書35ページ「図 112-49 対北米経常収支の推移」を見ましたが、今日は36ページ「図 112-53 年齢 3 区分別人口の推移(1950 ~ 2013 年)」をみます。

下表により人口推計を見ると、直近、2013年では、32年ぶりに生産年齢人口が8,000万人を割り込み、また老年人口(65歳以上)が全人口に占める比率が初めて25%を超えていることが分かります。

この状況について白書は、今後も少子高齢化と生産年齢人口の減少が見込まれる中、我が国全体の成長率を維持するためには、一人あたりの成長率を高めていくことが求められ、労働生産性を向上させることが必要となる。

労働生産性を高めるには資本装備率(労働者一人当たりの資本設備量)を上昇させることが重要であるが、一方では過度に資本蓄積を進めることは非効率・低採算の資本設備が投資される可能性もあり、人とロボットなどの最先端の自動化設備が棲み分け・協調した新たな生産プロセスの構築を通じて、労働生産性の上昇と効率性・採算性の確保を両立させることが望まれる。

また、生産年齢人口の減少が見込まれる中では、我が国のものづくりに携わる人材を確保する上で、女性や高齢者の参加を促すことも重要である、としています。

少子高齢化による労働力の減少をいかにして補うか、残念ながら、ものづくり白書にもその具体性は見当たらないですね。

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