中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

ドイツは特許ではなくコンサルで稼いでいる!

2014年11月08日 05時08分14秒 | 2014年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2014年版ものづくり白書31ページ「図112-39 サービス収支の推移」を見ましたが、今日は32ージ「図112-42 「知的財産権等使用料」収支の推移」をみます。

下図により、「知的財産権等使用料」収支を見ると、「著作権等使用料」が赤字である一方、「産業財産権等使用料」が黒字であり、かつ「産業財産権等使用料」の黒字が年々拡大することで、「知的財産権等使用料」の黒字拡大に寄与していることが分かります。

「知的財産権等使用料」は、特許権や意匠権などの産業財産権の使用料の他、ノウハウの使用料や経営指導料が含まれる「産業財産権等使用料」と、ソフトウェアや音楽・映像などを複製・頒布するための使用権料、著作物の使用料などが含まれる「著作権等使用料」から構成されます。

なお、この状況について白書は、我が国製造業の海外展開に伴う海外現地法人からの特許権等の使用料や経営指導料などの受取を通じて、「産業財産権等使用料」の増加に寄与していると推測される。

なお、ドイツは特許権などで稼ぐ割合が小さく、コンサルタント業などを含むとされる「その他営利業務」の黒字が大きく、サービス収支の稼ぎ方の違いが分かる、としています。

ドイツは特許ではなくコンサルタントで稼いでいるとは知らなかったですね!

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