Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

伊勢グルメ

2007-03-07 16:48:14 | 旅行 食べたもの
ほんの短時間にもかかわらず、伊勢グルメ、制覇してきました

まず、最初は「てごね寿司」。
カツオをヅケにして、寿司飯と混ぜたという郷土料理。
とっても美味でございます

つづいて3時のお茶は、ど定番の「赤福」。
実は、そんなに「赤福」大好き!というわけではなかったので、3個頂けるか心配だったのですが、何の心配も無用でした
市販されているものとは、全く別物のおいしさ!
目の前で、手作りされているので、お餅もと~ってもやわらかく、あんこもやわらかく、目から鱗。
一気に、ぺろりと平らげてしまった私。恐るべし・・・。

そして無理矢理頂いたのが、「伊勢うどん」。
普通のおうどんとは、まったく別物です。
おうどんのようで、おうどんでない感じ。
麺自体も、とっても柔らかく、もちっとした食感。
お出汁は、たまり醤油にカツオと昆布の出汁を加えているようですが、なんせこの色にびっくり
関東のおうどんも、出汁の色が濃いと言いますが、それどころの騒ぎじゃない感じ。
こんなに黒いのに、カツオのお味がするのが、不思議な感じでした。


一応、全部堪能でき、思い残すことはありません。
でも、ちょっと食べ過ぎ?!

建物探訪 ~伊勢版~

2007-03-07 16:47:56 | 旅行 建物
伊勢の街並みは、こんな感じ。
どことなく、古めかしい感じに、街が統一されています。
きっと、昔からの古いお店はそのままで、新しく作られたお店は、浮かないように計算されて作っているのでしょうけど、うまい具合に馴染んでいるように感じました

伊勢名物「赤福」のお店は、本当に風情がある、立派な建物でした。
個人的に、こういう建物、大好きです


これは「赤福」の瓦に一部。
「あか福」って文字が入っているのに、びっくり
他のお店も、同じようなモノが見受けられました。
ちょっと、すごいかも

そして、瓦の上に、こんな動物達が。
これは、お酒屋さんの瓦にいた猿たち。
グビグビと、呑んじゃってます。
他に、恵比寿さんやら、ネズミ、ネコなど、いろんな動物がいて、それを探すのもまた楽しみに


そして、かくお店のお玄関には、みんなこのようなお飾りが。
お正月の注連縄みたい。
後で行く、京都の街並みもそうでしたが、店先に普通にお飾りがしてある光景が、とても新鮮に写りました
ごく身近に、「神様」の存在を感じるような、お守りして頂いているような、信仰の厚さを感じました。
京都の場合は、いたるところに神社仏閣があるからなのか、大げさではなく、自然と日常生活の中に「信仰」が馴染んでいる気がして、なんとなく、ほんわかした、温かい気持ちになれました。
忘れかけてることを、思い出せたような気がします。

所変われば、大きく街並みも建物も変わるのは、なんだかおもしろい。

お伊勢参り

2007-03-07 16:47:41 | 旅行
念願の「お伊勢参り」に行ってきました。
数年前から、女性誌・男性誌共に「お伊勢参り」の特集が組まれているのを多く目にしたり、旅番組でも取り上げられたりしていて、何かと最近目にする機会が多く、とても気になっていました。
多くの古人も、一生に一度は「お伊勢参り」をしたというし、それが今日まで続いているには、それなりの魅力があるはず。それを感じてみたい!という気持ちと、今年前厄なもんで、せっかく厄払いするのであれば、日本一の神社でやって頂きたい、というややミーハーな気持ちで、伊勢神宮に足を運びました

伊勢神宮は、外宮と内宮があるのですが、時間の都合上、内宮のみの参拝に。
このような、シンプルな鳥居が、いくつも、いくつもあります。

そして、これが五十鈴川。
究極の「清流」でした
ここで、心身を清めます。

境内にそびえたつ木々は、当たり前だけど、とっても大きい。
自然の偉大さを、感じられずにはいられません。
きっと、古人が参拝する様子も、この木達は見てきたんだろうなぁ。

御正宮は、撮影禁止のため、心に刻みました。
茅葺屋根のお宮で、おそらく私が今までに参拝した神社の中で、一番慎ましい作りのように感じられました。
初詣以上の人出で、ほんの数秒間のお参りでした。
ふと顔をあげた時に、一瞬風が吹いて、目の前の布(正式名称が分からず)が、はためいて、奥の御正宮が目に見えた時、なんだか鳥肌が立つほど、感動しました
目に見えない、清らかなモノを感じる事ができた気がします。

そして、これ↓が、次に社殿が移動するための敷地。
御正宮の敷地が、東西に2箇所あり、20年に一度、社殿を新しく建て替えるそう。
次は、平成25年だそう。
そして、古い社殿の柱をリサイクルして、鳥居にするそうです。


一つ残念だったのが、とにかく、人込みがすごいこと
とくに土日は多いそうですが、渋谷のスクランブル交差点以上の人込みと言っても過言ではないくらい、人手が多いです・・・。
平日は、もう少し、空いているのかもしれないけど。

だけど、やっぱり規模が全然違うし、歴史あるモノの深さを感じる事ができました。
「また行きたいなぁ。」と思わせる、なんとも不思議な魅力を感じました。
古人も、感じていたのかしらん
とてもいい経験でした

お雛祭りつながりで・・・

2007-03-06 22:45:15 | 日々のこと 食べもの&おつかいもの
お知り合いの方に頂いた、かわいいお菓子をご紹介。
長崎では有名な「桃カステラ」です
桃のカタチをした、カステラです。
長崎では、お祝いごとに頂くようで、以前私も長崎旅行をした際に、即買い求めました。
色とカタチが、なんとも愛らしく、見ているだけで、幸せな気分に
お味は、ちょっとお砂糖が甘めな気もしますが、とにかく見ていて楽しいお菓子なので、まぁ、良しとしましょう

ちなみに、色んなお店で桃カステラは売っているようですが、今回頂いたのは、「松翁軒」のもので、老舗のようです。
地方発送も可のようなので、ぜひ一度お試しあれ!

松翁軒
http://www.shooken.com/

2007年2月のレッスン 3

2007-03-06 22:38:23 | レッスン フラワーアレンジメント
2月のフラワーアレンジメントです。
まず、これは初級クラス。
凛とした水仙のふもとに、野に咲くようなイメージで、ムスカリやマトリカリアを活けています。

こちらは、中級・上級クラス。
ピンク系のアレンジで、黒のペーパーでラッピング。
濃いピンクは、チューリップ。豪華な子でしょう。
黒のアイビーベリーや、スカビオサが、全体を引き締めて、大人なイメージに。


2007年2月のレッスン 2

2007-03-06 22:15:53 | レッスン 料理
今月のテーマは中華なので、お出しするお料理も中華です
初級・中級・上級で内容が少しずつ異なってきますが、上級クラスのものをご紹介したいと思います。

・菜の花とエビの空揚げ和え物
ガーリックがきいたエビを、粒マスタード、ごま油で和えた一品。
菜の花の、ちょっと変わった頂き方です。

・大豆とザーサイのとろみスープ
サーラータンスープ(すっぱいスープ)のようなお味。
ザーサイの塩分で頂きます。

・細切り肉の甘味噌炒め カオヤーピンに包んで
テンメンジャンで味付けした、牛肉の炒めもの。北京ダックの皮に包んで頂きます。もちろん、そのまま炒め物として頂いてもよいのですが、おいしいカオヤーピンに出会ったので、ご紹介しました。

・大根サラダ
カツオ節をた~っぷりかけて、醤油、ごま油、レモン汁のドレッシングで頂きます。さっぱりしていて、たくさんお野菜が頂けるサラダです。

・ふきのとうのおにぎり
ふきのとうをフライにしたものを、白いご飯に混ぜて、おにぎりに。
春の香が、いっぱいのおにぎりです。

・極上のチョコレートケーキ
一応、2月はバレンタインの月だったので、チョコレートのお菓子。
たくさんチョコレートケーキのレシピはありますが、今、私の一押しはコレ。
外はパリパリ、中はしっとりの、なんとも濃厚なケーキですが、病み付きになります。

2007年2月のレッスン

2007-03-06 22:01:33 | レッスン テーブルトップ
遅くなりましたが、2月のレッスンについて、もう少しお話します
2月は、お雛様(3月3日)がテーマです
お雛様というと和の食卓というイメージがあるかと思いますが、今年は「シノワなお雛祭りランチ」という事で、セッティングをしています。

クロスには、ペールグリーンを持ってきます。
このような淡い色は、春に使います。
位置皿には、シルバーの漆。
ディナー皿は、ドイツ製のカジュアルなモノなのですが、フチがないので、和・洋・中と使いまわしがききます。
上のセイロには、蒸し物(今回のメニューに、北京ダックの皮に炒め物を巻いて頂くお料理があるので、その北京ダックの皮を蒸して入れることを想定しています)を入れます。
お箸&ナプキンは、国は違うのですが、韓国のお土産に素敵なセットを頂いたので、それを使用しています。
優しいベージュのトーンで、とても合います。
ランチなので、中国茶を頂きながら、という事で、あえて酒器用のグラスは用意していません。黒田泰三さんの、白の蕎麦猪口&黒漆のお茶托で。
テーブルのお花&フィギアとして、漆の脚付のお膳に、貝あわせのお雛様と、菜の花とゼンマイを活けて春らしさを演出。ちなみに、花器は、韓国の飯椀として使われているものです。

もう終わってしまいましたが、少し「お雛祭り」について、お話しておきましょう
3月3日の「雛祭り」「桃の節句」は、女の子のお節句です
元来は、「上巳(じょうし)の節句」と言う、中国の節句に由来します。
上巳の節句は、3月3日に、河で禊を行い、汚れを落とし、その後宴を行う習慣がありました。同じ日に、「曲水の宴」(水の流れに杯を浮かべ、身の汚れを払うもの)が行われ、これが奈良時代~平安時代に、日本の貴族社会に取り入れられ、日本での「桃の節句」の始まり、と言われています。
その後、「巳」と「身」をかけて、汚れを払う「上巳」の風習が、禊の行事と結びつき、「巳の日祓い」と称して、身の汚れ、災い、厄を、形代(かたしろ・人形)で体をなでて、これに汚れを移して、河や海に流すことで厄を払う行事に変化してきました。
平安時代に御人形(ひいな)遊びと、紙やワラで作った簡素な人形(ひとがた)に自分の厄や災いと移し、流したのが「流し雛」の行事と結びついたのが、現在の「雛祭り」の始まりと言われています

雛人形に込められた意味は、生まれた子どもが健康で美しい女性に育つように、また雛人形が身代わりになってくれて、その子に災いがふりかかりませんように、結婚などの人生の幸福が得られますように、という、思いが込められているそうです