Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

じつは、わたくし こういうものです

2007-03-17 00:51:54 | 日々のこと
大好きなクラフト・エヴィング商會の著書に、こんな本がありました
架空の職業の人達が、さも現存するかのように書かれた、なんとも不思議な本。
抜くのに失敗したワインのコルク栓を救出する「コルク・レスキュー隊」や、「ひらめきランプ交換人」など、その名を見ただけで興味をそそられる仕事人ばかりを集めている本。
架空の仕事人なんだけど、みんなその仕事をすごく愛してるんだ!という気持ちがビンビン伝わってくる本で、眺めてるだけで、なんとなく不思議な、とっても温かい気持ちになれる本で、大好きな一冊です

色んな職業の人の話を聞くのが、大好きです。
「プロジェクトX」とか「プロフェッショナル」とか「トップランナー」とか「情熱大陸」とか、ついつい見てしまいます
みんな共通して、目がキラキラしてて、自分自身に誇りを持って生きてる人が多い。
「こんなに夢中になれる何かに出会える人って、素敵だなぁ」と、いつも感動してしまう私
人の「生き方」や、その人の「人生哲学」に、すごく興味があります。

話は全然変わるのですが、ある人にテーブルセッティングのお仕事をやっていると話したら、「LEAFさんは、美しいモノ、機能と美、美味しいものを、お傍においてらっしゃるんですね」と仰って頂きました。
自分では意識してなかったけど、こういう表現をして頂けて、すごく幸せな気持ちになりました
最近、準備に追われる事しか、自分の中に残らないくらい、なんだか疲れ気味だったので、客観的に表現して頂いて「大好きな空間を、傍においておけることだけでも、すごく幸せな事なんだ」と、改めて気づかされた私。
こういう気持ち、大切にしなきゃ。

ちなみに、こういう風に言ってくださった方は、とても素敵な作品を作る、作家さんです。
観る人を、温かい気持ちにさせてくれる作品を作られます。
本当に、「生き方」「人柄」が、作品に現れてる感じ。
ぜひ彼女の温かい作品を、私の身近な方にも見て頂きたいなぁ、と思って、ただいま作品展をやっていただけないか、と交渉中。
夢が叶うといいなぁ