Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

うおがし煎茶と言えば・・・

2008-12-14 23:38:37 | 東京 食べたもの
先程ご紹介した「うおがし煎茶」と言えば、絶対にお薦めなのが、この2点。

↓うおがし煎茶
名前の通り、「うおがし煎茶」。
一度飲んだら、クセになり、やめられない。
どうしても、どうしても、飲みたくなるお茶。
お値段もとてもお手頃なので、ますますリピート率高し。
毎日欠かさず、飲んでいます。そして、必ず補充しています。ないと、本当に不安になります。



↓そして、お急須。
店内には、作家さん作の、それはそれは美しいお急須がいっぱいあるのだけれど、日常使いには、絶対にコレがお薦め。
店頭には並んでいないので、店員さんにお尋ねすると、そっと出してくださいます。
デザインもシンプルで素敵&使い勝手が最高によい(茶葉が詰まらず、おいしいお茶が出る)ので、優れもの。
お手頃価格なので、ちょっとしたプレゼントにも、喜ばれます。


ちなみに、このお店の茶官も素敵なのですよ。
シンプルなシルバーとブラックの、細い細いフォルムです。
初めて見た時の衝撃が、忘れられない。我が家でも、愛用中。
贈答に、ぴったり。
その他、なんともユーモラスなネーミングのお茶がいっぱいあります。
ぜひ、店頭で見て欲しい。

本当に、素敵なお茶屋さんなのです。

現代的「茶会」

2008-12-14 23:28:32 | 東京 食べたもの
というのは、こういう空間なんだ、という事が腑に落ちた瞬間。
大好きなお茶屋さん「銀座の魚がし煎茶」の3階のお抹茶コーナーにて。
いつもは1階でお茶を購入、2階の煎茶コーナーを楽しむ、しか経験がなかったのだけれど、今回は3階のお抹茶を初体験。
これが、なかなかおもしろかった。

↓このようなモダンな空間でお茶を頂く。
クリスマスを意識されているとのことで、お花は「ヤドリギ」。
粋である。



↓そして壁には、クリスマスリースが。
お軸の代わりかしら?!
もともと、茶道の心得がないので、あくまで勘に過ぎないが・・・。



最初に、お濃茶、そしてお茶菓子、お薄、最後の1階でお煎茶を1杯頂き、500円。
とっても、お得な気分。
3階の空間は、天井が透明になっていて、雲と空が見えるので、なんだか不思議な気分になれる。
都心の一等地にいながら、どこか遠くにいるような気分。

水差し、なつめが素晴らしかった。
水差しは、わざと貫入が入ったように作る作家さんのモノだそう。
なつめも、錫製のもので、フォルムがうっとりする美しさだった。
作家さんのお名前を伺ったにも関わらず、メモらなかったため、忘れてしまった自分が、本当に残念でならない。
また伺った時に、ぜひともお尋ねしたいものだ。

「白の領域」 上原治夫展

2008-12-14 23:10:21 | 日々のこと アート
宗Salon(北九州市)にて、開催されていた陶芸家・上原治夫さんの展覧会に伺う。
このギャラリー、初めて訪れたのだが、素敵な空間で、驚く。
今まで気づかなかった事を後悔したのだが、最近オープンしたと聞き、ほっとする。
身近で楽しめる「いいモノ・いい空間」は、できるだけ見落としたくないもの。

上原さんは、福岡の糸島にて莫窯という窯を開いていらっしゃる方。
色んな方から「とても素敵な作品だ」という話を聞いていたので、初めて目にする機会に恵まれ、とても嬉しい。
どれも惚れ惚れするほど、美しいカタチだった。
でも、トゲトゲしたところがなく、温かい白だった。

器を見るときって、無意識に頭の中でお料理を妄想してしまう。
それが楽しい。


2008年11月のレッスン 3

2008-12-14 23:01:19 | レッスン フラワーアレンジメント
ちょっとクリスマスっぽい色合いのアレンジですが・・・。
まぁ「そろそろクリスマスシーズンに入るよね」と、気持ちの序章として。
赤&グリーンのアレンジ。
リンゴが、とっても愛らしい。
赤のピンポン菊も、可愛らしい。
深紅のビロードのようなバラも、美しい。
一つ一つが美しいモノをまとめると、美しい世界が広がるのだ。

2008年11月のレッスン 2

2008-12-14 23:00:57 | レッスン 料理
今月は、お正月前後にお使い回し頂けような和食がテーマ。
上級クラスの内容を、ご紹介します。

↓お豆腐のマリネ
作り置き可能なものがあると、随分と楽なもの。
お野菜もたくさん頂けるので、なかなか使い勝手がいいレシピ。



↓里芋のウニ焼き
菊のお花に見立てたもの。ちょっと、秋らしい1品に仕立てました。
焼き〆の器との相性の良さが、気に入っている。


↓三平汁
以前、フレンチレストランのお店でバイトさせて頂いた時に、まかないで頂き、あまりのおいしさに感動した1品。
正しい三平汁を知らないのですが、コレは、本当に美味。
バターの風味&柚子の香りがクセになるのです。


↓豚の味噌漬け
味噌床にヨーグルトが入っているのがポイント。
これも、漬けて、焼くだけの、簡単レシピ。


↓小豆粥
お正月あけに頂くモノ。焼いたお餅の香ばしさが、食欲をそそる1品。



↓カボチャとサツマイモのデザート

マッシュしたカボチャとサツマイモに、ちょっと黒豆が入ったもの。
メープルシロップとたらたらと、シナモンをちょっと振りかけて頂く。

以上5品が、今月のお料理でした。

2008年11月のレッスン 1

2008-12-14 23:00:43 | レッスン テーブルトップ
かなりアップするのが遅れてしまいましたが、11月のレッスンのテーマは、「お正月」でした。

お正月というテーマは、毎年取り入れているモノの一つ。
日本人にとって、年初めの行事というのは、大切なモノだと思うから。

お正月のセッティングをする際、「おめでたいモチーフ」を用いると、効果的なように思う。
今回のコーディネートの中で言うと、折敷に描かれたモチーフ。
松と梅、鶴が描かれている。だから、このモチーフをしっかり見せてあげたい、と思った。
今回は、直接この折敷の上に三肴(みつざかな)を持って、お屠蘇を頂くというイメージ。ちなみに、三肴とは、「数の子」「黒豆」「ごまめ」の事。
お屠蘇を入れる酒器は、いつもの酒器に、ちょっと和紙を巻いて、水引をしめ、お正月の空気を出します。ツルウメモドキの実をあしらうと、それ風です。
祝い箸は、折り方デザイン研究所のデザインのモノ。
なかなか洒落た「祝い箸」がないな、と長年頭を悩ませておりましがた、ようやく出会えたモノ。
紙質・色合いが、最高に美しく、気に入っています。うふふ。
そして、福茶も頂いてほしいので、お多福のお湯のみも添えます。
このお湯のみも、我が家では「お正月」のみに用いるもの。
「この季節になったから、この器」という、四季を感じられる器があると、食卓を倍楽しめるような気がします。

お節を入れるお重は、正式なカタチ(4重、5重に重ねてあるモノ)と外れてしまいますが、代々伝わっているモノの一つを用いて。
脚付の台に乗っており、中は5つに小さく区切られたもの。
本来の正しい用途が不明なままなのだけれど、中国とか韓国の方からの要素と、和モノがミックスされたスタイルなのだろう、と思われる。
(こういう古いモノを、現代の食卓に活かしてあげたいな、と思うのだ。)

テーブルのお花は、コンランショップのモダンなガラスに、石を花止めにして、お庭の松とツルウメモドキの実を活ける。
これくらいのお花の方が、気楽で楽しめる気がします。

大切なのは、「お正月らしい」空気感を出すこと。
特に、現代の暮らしの中では、重要な気がする。
「きっちりしなくちゃ」と力を入れすぎて、結局何もできないよりも、簡略化してでもいいから、「お正月の心」を伝える事が大切なのではないかな、と思う。






2008年11月のお菓子教室

2008-12-14 22:25:44 | お菓子教室 Plasire
先月(11月)のお菓子教室。
今回は、クリスマスに向けてのお菓子。
↓オペラ(師匠作)

「お家で、オペラが作れるなんて~!」と感激。
コーヒー風味のバタークリームと、チョコのハーモニーが、たまらなく美味。
お菓子教室での楽しみの一つは、普段何気なく食べたり、買ったりしているケーキの仕組みが、よくわかること。
「こういう風にして、作られているんだ」という知識が増えると、お菓子を買う楽しみが、倍になるというもの。
オペラも、それが痛感できた1つ。


↓サブレ

サクサク、ホロホロで、とってもおいしい。
プロセスもとても簡単&生地の冷凍保存ができるという事で、お友達への手土産などにもピッタリそうで、嬉しい。
「焼きたてのクッキーをお持ちしたの」なんて、さらりと言えると、素敵です。