50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

バスの乗車券

2006年02月04日 00時12分44秒 | リバプールへ
これが、StrawBerry Fields方面行きの一日乗車券です。
買った客が日付を削るというもので、日本ではこんなの見たことが
ないです。他の国ではどうなのでしょうか。削り間違えたりしたら
それは無駄になるのでしょうか。まあ、自己責任ということなのでしょう。
それにしても、今思うと、よくもまあ、思い切ったことをしたものだと
思います。NewYorkやLondonと違い、地方都市ということもあり、
何とかなると気持ちもあったのだと思います。それと、やっと辿りついた
Liverpoolなのに、行かずにはおれないという強い気持ちがあったのでしょう。
 指定の番号の乗り場で暫く待ちました。実際に何時に乗り込んだか憶えて
いません。前から乗る仕組みになっていて、皆さん、乗るときに 降りる
場所を運転手に告げているようでした。
 たぶん”I want to go to StrawBerry Fields" くらいは告げたと思います。
運転手が何も言わなかったので、行き先の間違いとかはなかったようです。
 海外でバスに乗るのはWashington D.C. 以来2度目でしたが、自力で乗ったのは
初めてでした。バスは、駅前を通り、郊外へと進みます。窓の外を眺め
停留所は、どんな風になっているのか、乗客は降りるとき、どのように
するのかを必死で観察していました。しかし、どう見ても日本のような
バス停は見当たりません。運転手も「次は*** 」というような
アナウンスもしません。降りる方も、黙って前方に向かい、バスが
止まると、降りて行きます。運転手が、どこで降りる客が居るというのを
憶えているようです。乗客もそれとなく伝えていたのかも知れません。
バスの中で感じたことがありました。
それは、乳母車?に赤ちゃんを乗せて乗り込んで来る女性が居た場合のことです。
乗るときに、近くのおばさん達(失礼)が手を貸して乗せてくれます。
そして、中央の通路を空けて中まで進めてくれます。日本ではなかなか
見られない光景です。バスは、どんどん進んで行きます。暫くすると
街並みにある看板などに Penny Lane という文字が見えました。
時間があれば、降り立ってみたい気持ちでしたが、残念ながら時間が
ありません。でも、これで間違いなく 目的地は近くなっています。
気持ちも昂ぶっていきました。