昨日は、ナデシコ・ジャパンの女子ソフトボールの敢闘に、日本中が沸いた。今日は、星野監督率いる野球が、残念な事に、韓国に負けてしまった。テレビのニュースで、解説者が、日本男子は、敢闘精神が足りない、と言っていた。どうも、女子や韓国に比べ、闘志が不足している様だ。
さて、本題に戻ろう。「仙台経済界」と言う雑誌に、「08年秋・トライアングル決戦・パルコ、アウトレット2核が激突」という題で、レポートが載った。要旨を、そのまま引用する。
一つは、大手デベロッパーの三井不動産が、仙台港背後地センター地区に、建設する「仙台港アウトレットパーク」(仮称)。建物は3階建て、店舗面積は20.000平方メートル、アウトレットモールやレストラン、フードコーナーなど、約100店舗で構成する。更に、1年後の、09年12月には、同じエリアに、ホームセンターのカインズなど出店予定。
もう一つは、三菱地所が開発する泉区泉パークタウンに、米国系のプレミアム・アウトレットモールが出店する。民間の住宅開発では、国内最大規模となる泉パークタウンのヘソとなる。建物は2階建て、店舗面積16.500平方メートル、約80店舗を導入するとある。
メーカー品の在庫処分と言う概念から、今や一つの業態として、定着したアウトレット。東北における、本格的なアウトレットモール進出は、仙台が初めてで、その対決に、注目が集まっている。
また、仙台中心部では、08年初秋、JR仙台駅前の再開発ビルに、ファッション主体の都市型商業施設パルコが開業する。店舗面積は約19.000平方メートル。売り上げ高150億円を目標とし、アエル以来の大型施設の誕生となる。
以上は、レポートの記事であるが、アウトレットモールは洋服・雑貨が70%で、ブランドもののB級品で、安く売る商法かな。仙台パルコは、ブランド物や、若者向けとのこと。これが始動すれば、山形・福島など、近郊都市より、お客が向かうと思われる。現状でも、厳しい市況は、より一層、流動化する事が予想される。年を追う毎に、どんどん、高速網が充実しているので、福島・山形の商人は、奮起する必要が? 何とも、凄い時代になったものだ。仙台レポートを読んで、参考になると共に、時代の変化に対応する必要性を痛感した次第である。我々不動産業界も、差別化、特殊性の強化等、時代変化に対応せねばと思う次第。