極東不動産の日記

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マーチン・トンデル博士の講演

2012-01-31 23:09:37 | アート・文化

今日、午後6.30分から9時まで福島市・テルサにて、標記博士の講演があった。「放射能低線量被曝について考える」と言う題だが、先生はチェルノブイリ事故による、スエーデンで、がんの影響を調査研究を、されて居る方である。通訳は今中哲二・京大原子炉実験所の教授である。トンデル博士はチェルノブイリ事故で、最も近い位置にあるスエーデンで、放射能の影響を調べた。チェルの原子炉はソ連型で、作業員達が間違いを起こし爆発した。水は蒸発、黒鉛が燃えて火事を出した。そして大量の放射能が舞上がり、風と共に流れた。事故後、30キロ圏内の人々は避難した。フクシマの4-10倍の人が被曝した。セシウムが風に乗って、ヨーロッパの広い面積を汚染した。そして、4年後に0歳から14歳までの甲状腺がんが増えた。人口密度が高い地域は、がんは多いが、放射能だけで無く生活習慣やタバコの影響も考えられる。従って低線量被曝の調査は難しい。結論として、「放射能の低線量被曝の影響は見られない」と言うのが結論のようである。心配しないで毎日の仕事に励むべきか? 心配しても逃げ出すことなどできないのだから?
逆に、低線量放射能はがんに聞くと言う噂話も在る。秋田県の玉川温泉で、多くに人が治療に行くとの話も聞いていて、人体の神秘さを知る。


鈴木農園とみちのくの米

2012-01-28 18:55:34 | 食・レシピ

私の家内の実家では、有機米を作っている。それも農薬や化学肥料を極力抑えて、天然ミネラル肥料を多く使う、特別栽培米である。食べても歯ごたえがあり美味しいので、弊社では成約されたお客様に、粗品として差し上げては喜ばれている。ところが昨年は3.11の災害による風評被害の為、福島の米(外の農産物も)は、存亡の危機に晒された。彼の農園は原発より80キロも離れていて、殆ど放射能は出ていないし、専門機関の証明書(放射能測定結果表)も付けている。何の根拠もない風評被害には困ったものである。前にも書いたが浜松市の友人が、大量に買い上げてくれて、とても有難かった。続いて私共が所属するアパマンショップでも、12月に東京で開催された全国大会の会場に、被災地復興支援物産展のブースを設けてくれた。お陰で北は北海道、南は九州からも注文が入ったとの事。全国の方々が福島を支援しようとしてくれている事が分かり、本当に日本人は優しいと思う。特にお米は国民の命と文化の源でもある。耕作されている多くの農家の方々が、夢を持って米作りに励まれるよう、今後も支援したい。鈴木農園では、農薬を殆ど使用しないため、ドジョウ、ザリガニ、鯉などを田圃に放している。その為、安心して食くすることが出来る。もっともっと、多くの方に知ってほしいものだ。更に私が推薦する理由は、ノーベル賞で有名なライナス・ボーリング博士が言った言葉がある「全ての病気は、突き詰めるとミネラル不足に辿り着く」と、研究熱心な鈴木農園主は、このミネラル豊富な肥料をたくさん使って居る。当然、ミネラル豊富なコメができるのである。従って人間の命そのものに寄与すると考える。ここに鈴木農園主(鈴木勝美氏)を紹介したい。福島県白河市東下野出島字安道70。電話:0248-34-3255です。メール:sz-nouen@taupe.plala.or.jp

 




いのち守り活かして

2012-01-23 23:07:35 | アート・文化

2012年が明けたと思ったら、はや、1月も半ばを過ぎた。1月1日の地方紙の随筆欄に、標記の題で新井満さんの随筆が載った。彼は「千の風になって」で、一躍有名になった人である。彼の随筆が載った新聞の切り抜きが、書庫を整理したら出てきたので、改めて読み返して見た。地震と津波に襲われ心に重傷を負った彼は、精神的外傷を負い病気を発症した。絶望の挙句、母親に助けを求めた。産婆さんだった母親に、一人の赤ちゃんは親から親へと、百万人の命の絆が産んだ「奇跡のような存在」と諭され立ち直った。3.11大震災で、日本人の幸福感は大きく変わった。政治・経済・復興も全てのプロジェクトは、 標記のところから出発しなければならない。そんな内容であった。ようやく放射能も安定して来たと思ったら、今度は砕石に高い放射能が出たとのことで大騒ぎ。 この程度の問題は、皆の叡智を結集して解決できると思うが如何が…。 命があるだけ(生きて居るだけでも)幸せなのでは?


放射能禍と県民の県外移転

2012-01-23 18:09:20 | アート・文化

現在、県内移転 も含め、約15万人ぐらいが福島の原発周辺その他から、離れているそうである。昨日、今度は九州へ移転したい人が来店された。聞いてみると子供の健康の事を、真剣に考えた末の決断のようある。県内移転は引越し費用は出ないが、県外移転だと出るとの事。その上、受け入れる側では、住まいを無料で提供するのだ。移転できる人は良いが、できない人も居るのである。根拠の無い風評被害が原因と思うが、何ともやりきれない。行政・学界・政府など、撤底して放射能値を調べ、安全宣言を出す など、早急に対策を講じて貰いたい。


イチロー思考で成功を摑む法

2012-01-18 23:55:19 | アート・文化

今日東京で、さる加盟団体の会議があり、その後、講演会があった。講師は児玉光雄先生である。先生はスポーツ心理学の大家で、著書も130冊を越える。特にイチロー選手の研究は白眉である。「石の上にも三年」ではない10年である。「量質転化」つまり、徹底的な努力が優れたアスリートを作るのであるとの事。彼はバッターとして打席に入る前に 、完璧な努力をして居るのだ、という話には 納得させられた。会場の聴衆も咳き一つせず真剣に聞き入った事でした。経営者として、我々も努力がまだまだ足りないと思った次第である。