今月末にかけて、仕事で仙台市泉区に出掛けた。先ず高速道は、無料化のせいか首都高並みの混雑である。更に泉インターで降りても、ノロノロ運転の渋滞である。沿岸部への仕事の往復などであるそうな？ 日当が高いため福島からも相当流れて居ること事。それに比べ、福島の幹線道路は空きが目立つ。羨ましく思った次第でもある。政治も三県にバランスよく、予算を配分して貰いたいものだ。
今月19日、日経新聞の春秋欄のコラムに感動させられた記事が載った。原文をそのまま転載する。「会社の機材を現場が勝手に使った。上司や本社への報告も皆無。タダ働きだから売り上げにもならない。普通なら規則違反で厳罰。しかし後で知った社長は、涙を流して喜んだと言う。宅配便のヤマトホールディングスの話だ」この会社の確か小倉社長もボランテアでは有名である。創業者の理念が脈々と伝わって居て清々しい。当地方では3.11の直後に、(通信が)動いたのは、日本郵政の500円のパック郵便のみと思い出して居る。ヤマトさん・日本郵政さん、改めてありがとう！
今日、陛下は狭心症の治療のため、東大病院で心臓の冠動脈バイパス手術を受けられた。私は、丁度この頃、車の中でみのもんたさんの放送を聞いた。内容は、休日だと国民に迷惑をかからないと言う陛下と妃殿下の配慮かららしい。しかも、前日まで公務をこなし直前に入院された。聞くところによると、3.11辺りから手術の計画があったと聞く。震災地を何度となく訪問し、避難民を励まされた事は、国民周知のことである。昭和・平成と続く今日の平和は、お二人の御蔭と思う。有り難いことと思う。一日も早いご快復を祈りたい。
同友会という中小企業の団体がある。会員はとても勉強熱心で情熱的でもある。今日のテーマは、クラウドコンピューターのタイトルである。ベテランの先輩が二名居られて、凄く勉強になった。追いつく(それは無理？)のが大変である。色々なテクニックを教えて貰い参考になった。ネットの世界は何処まで進化するのだろうと思うと恐ろしくなる。機械を使いこなしているようだが、何れ機械に人間が統制される日が来るのかも？
昨晩8時からのNHKテレビで、児玉教授の怒りの訴えと、涙の告白を映像で見た。毎週、東京から車で5時間かけて、南相馬市に除染のため、通ってくれて居るその姿に深い感動と、頭が下がる思いで一杯である。3.11から今日で11ケ月になるというのに、世間の人から記憶も少しずつ薄れつつある。それより責任のある当事者達の緩慢な行動には、憤慨せざるを得ない。我々福島市民は低レベルの放射線障害が、あるのか無いのか？ 内心では心配して居る。我々の様な年配者は、先が短いので問題ないが、若い人が心配である。根本的な対策を講じて貰いたい。