標記タイトルは、エリアリンク㈱代表取締役・林尚道社長から来たメール（時代を読む・８月号）の題名である。要点は、①、大変な世の中になってきた。②、ドラスチックな対策の要あり。③、景気の波の循環が崩れている。④、政治家も、しがらみを捨てて党派関係のない英断をしないと、日本は破綻状態に？ ⑤、経営者は、足元の明るい今のうちに、その対策を講じるべき---。そんな内容でした。以上の林社長の言葉を、私は事務所でブログに転載していた丁度その時、来店したあるおばさんが、今の政治家の皆さんは、意識が低いねと言われた。この難局に対し、どうして与党も野党も皆で話し合って、物事を進められないのでしょうかとのこと。私も全く同感で、アパートに住む、市井のおばさんの意識の高さにはビックリした。多くの国民が考えているように、今の政界の状態は「日本の未来」を暗示してるのででは？
今日の昼、何気なくＮＨＫテレビを見ていたら、朝の連続テレビ番組「ゲゲゲの女房」水木しげるご夫妻のことであった。あまり連載小説ものは見ないのだが、朝のこの番組は、自分の過ごした時代背景が似ているので、良く見る番組でもある。水木さんの駆け出しのころの極貧時代は、我々も多少経験しているので共感が持てる。満ち溢れた現在の若い人達には理解できないだろうが？ 自分の信じた道をめげずに、真剣に努力するその姿を見習うべきか！ 最後の布枝さんの「人生は終わりよければ全てよし」と言う言葉に、お二人のご多幸を祈ると共に、我々もそうありたいものと思った次第。
昨日は農家をやっている家内の実家を訪ねた。白河市の篤農家でもある義兄の家では、無農薬の田圃を耕作している。作業は大変であるが環境と健康には、断然優れている。お米も市販のものとは食べて見ると、美味しさでは抜群である。それに購入して頂いている都会の子供たちを招いて、田植え、除草など、お百姓さんの仕事体験をさせている。人間関係が希薄となった現在、とても良いことであると思う。近隣の情景をスナップして見た。
最近のデフレ不況で生活保護世帯が、とみに増えてきている。その他にも地域社会で問題化しているのは、独居老人の孤独死がある。核家族化で親族が一緒に住まなくなって久しい。加盟しているある町内会での独居率が３０％を超えているところがある。反対に、あるテレビ番組で大家族がニュースになった。戦前の家族制度が懐かしく思う。今日、お世話したあるご老人から、伴侶の斡旋を頼まれた。不動産業者は、本当に守備範囲が広いと感じる？ 若い人の結婚難だけでなく、人生半ばで、伴侶を失った老人も多いようである。少子化はいたるところに、影を落としていると感じる昨今である。
ようやく梅雨が明けたと思ったら、猛暑が襲ってきた。しばらく振りの休日なので、温泉へ出掛けた。山登りに便利な蔵王温泉の宿が取れず、偶然に見つけた笹谷温泉保養館「一乃湯」である。ここは平成４年には東北大学付属病院心療内科から、温泉医学研究協力施設の指定を受けた全国で例のない宝の湯（薬湯）との事である。入浴で身体に効くだけでなく、飲泉の適応症には糖尿病・肥満症外など有名らしい。身近にこんな素晴らしい温泉があるとはビックリ。電話番号を紹介する。 ０２２４－８４－５６２６。
続いて、みちのく公園南地区へ足を延した。規模が雄大で連休でもあり大勢の親子ずれで一杯であった。我々はふるさと村を見に行った。ここには東北６県から古民家を集めてある。かやぶきで郷愁をそそられるものばかりである。特に目を引いたのは、宮城県の１３１坪ある家で、猛暑にもかかわらず涼しい。岩手県の遠野の家では、民話の実演をやっていた。それは自然を愛し、大切にし、敬い、時にはおそれた古人の心が生み出したものであろう。昔聞いた「ざしきわらし」を思い出して懐かしかった。しみじみ日本の多様な文化に触れて勉強になった。
最後のコースは、蔵王エコーラインを通って「お釜」を見に行った。下界では気温３４度の猛暑なのに。２１度の涼しい頂上での散策を満喫した事でした。
