上戸彩さんは、アパマンショップの宣伝を受け持つてから久しい。毎年行われる全国大会でお会いする度に、こんな魅力のある美女も、日本に居るのかと思える程、素敵な女性である。12月23日発売のAERAと言う雑誌に、彼女の秘話が載っていたので紹介したい。最近の出演作は「半沢直樹」で演じたモーレツに働く夫を支える「良妻賢母」。映画「武士の献立」では、糟糠の妻役で好評を得た。私達は、彼女から華やかな美人像きり思い浮かばない。
ところが母親の為に家を買うという目標のため、10代の頃はガムシャラに働いたそうな。1日の睡眠時間が30分、長くて3時間の生活が5年程続いた、と「アエラ」には書いてあった。
彼女曰く「19歳で目標達成したら、もう、いつ辞めてもいいんだ、と楽になった。それなら今日頑張ってみよう。もう一日やってみよう。その繰り返しで今、ようやく仕事を楽しめるようになりました」
さらに「限界になったら身体は勝手に逃げるもの。そこまで耐えてみるのも、自分への挑戦かも。死にたいくらいの限界も、いつか、それを笑える時が来るはずだから」
あの人懐かしい、にこやかな笑顔からは、このような壮絶な生活をされていたとは、とても想像も出来ない。この記事を読んで、先月初め訪れたタイ国・アユタヤの寺院で見た高僧の何とも言えない温顔を、ついつい思い出したことである。あの若さで到達した悟りの境地にある彼女を、心から尊敬をするとともに、人生の生き方に深く感動させられた、この記事は「アエラ編集部の小林明子さん」の書かれたものを、そのまま転載した。
改めて上戸彩という人間像を再認識すると共に、我々企業人にとっても、具体的に「目標を立てる」ことの大事さも学ばせられた。
今年の締め括りに当たり、人生のあり方など、強烈な印象を与えられた記事でもあった。