極東不動産の日記

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中小企業と景気あれこれ

2009-12-31 11:47:09 | 社会・経済

今年も残すところ後2日となった。社員は28日で終わりだが、経営する方は、そうも行かず出社した。午後になって、ある親しい中小企業の社長さんが来社した。ひとしきり景気談義に花が咲いた後、来年は2番底、再来年は3番底になりそう? とのことに、話が行き着いた。対策としては、トップ営業をして、得意先を増やすことに尽きる。大口顧客は営業は楽だが、支払いが長く、単価も厳しい。小口顧客は、金額は小さいが粗利が多い。要するに顧客の分散化である。それなりに一長一短はあるが、小さな金額でも一生懸命仕事するほかない。われわれ不動産の仕事も同じである。彼と入れ違いに、うどん屋のおばちゃんが来社した。彼女曰く、今年の暮れは、今までにない最高の売り上げであったとのことである。多くの顧客は外食を止め、家庭で食べる傾向とのこと。無駄な出費はしない節約ムード一色なのだろう? それにしても、風が吹けば桶屋が儲かる式の「世の中の仕組み」の面白さに苦笑した。不景気なところばかりではないのだ。知恵を出せということだろう。それにしても、中小は逞しい。われわれも来年は、負けずに頑張ろう!(12月30日分)




景気の低迷

2009-12-29 21:47:11 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日(平成21年12月28日)当社では2件の残金取引があった。一つはマンションで、バブル時に約1300万円で購入したものが約4分の一になった。土地も戸建ても、下落率ではほぼ同様である。もう一つは貸店舗でバブル時の4分の一で契約した。個人情報に触れるので、これ以上は言えぬが大方の同業も同じようである。バブル時の仲介手数料(価格)が、売買価格になっていて驚くばかりである。今回の不景気は、全世界共通のようなので、諦める他ないのかとも思う。先月上海へ不動産視察旅行に行った際、ベテランガイドさんが、イタリアで腕にしていた腕時計を引きちぎられたことを話してくれた。アメリカ・ヨーロッパなど、景気の落ち込みの酷さは感じている。それに比べまだ日本はよい方とも言われている。物つくりが駄目ならば、観光立国はどうかと私は、常にブログに書いている。観光資源も豊富で、いくらでも企画は組めると思うにのに、惜しいものである。中国人も温泉・美味しい日本料理・電気製品を、彼らも大好きなのだ。ただし中国人の方は、生ものは駄目である。経済発展の鍵を握る国は、今や中国のみと言われている。観光に携わる人の奮起を望みたい。

 




95歳への標語

2009-12-21 22:09:09 | 社会・経済

当社では、週刊住宅新聞という業界紙をとっている。冒頭の記事は、今日配達の新聞紙上に載っていた記事のタイトルである。作者は、宝塚市の出口地所・出口社長さんである。この方は「駅前不動産屋奮闘記」という記事を、この新聞紙上に書いていて、そのユニークさゆえに、配達されると真っ先に、彼の記事を読んでいる。今日の記事の中で、面白いものがあったので紹介したい。①、「お風呂ダイエット」ぬるめのお湯に30分ほど浸ると、体重が1キロ近く落ちるとか? 防水のCDプレーヤーを風呂場に持ち込み、勉強する「フロ勉」に励んでいるとか? ②、95歳まで働くつもりなので、健康法を様々工夫しているとか?「睡眠たっぷり、腹八分目、仕事バリバリ」標語の出来上がりとか? この記事を読みながら考えてみると、自分はこの反対の生き方をしているようだと、気付いたことでした。その他、彼は1年間で、1000冊は読破するのが目標とか~、私が尊敬している人物の一人でもある。益々の活躍を祈りたい。




治安の悪化と盗難

2009-12-15 23:16:11 | 業務日誌

日本は世界中で最も治安の良い国と言われてきた。しかし最近は、どうもおかしくなって来た感がある。実はつい先日、当社の女子社員の旦那さんの車が盗難にあった。それも自宅前(道路際)に置いていたのに、堂々と盗まれたのだ。警察に届けを出しているが見つからない。更に本日、駐車場に停めていた当社の小型トラック(すずきキャリー)のバッテリーが盗まれたのだ。今年の8月に交換したばかりの新品である。金額にして大したことないのに、ビックリさせられた。おそらく外国へ(車も部品も)売り飛ばすのだろう。今迄こんなことは無かったのに? コンビニ強盗・ひったくり・振り込み詐欺等、世界最高の治安等と言ってられなくなった。景気の悪化が犯罪を生むのだろうか? 先月上海への旅行で、ここは比較的に治安は良い方と言われたが、それでも十二分に注意をして旅行したものだ。治安の悪化は世界中の傾向の様だが、日本だけでも、これ以上の悪化は避けたいものだ。 政治家の皆さんも明治の指導者のように、大きなグランドデザインを描き、国民を鼓舞してもらいたいものだ。そうすれば犯罪もいくらか少なくなるのでは?




消費者の変化と低価格化

2009-12-14 23:33:20 | 社会・経済

所用があり暫くぶりで、車で仙台へ出掛けた。途中立ち寄ったドライブインの店内の模様替えの変化が、ふと目についた。以前は食堂と土産物店が区分され、それぞれが営業していたのが、仕切りが取り払われてセルフ方式での食堂に変身していた。今までは、店員が注文取りに来て、食事が終わると、伝票を持って勘定を済ませていた。それが現在では ①、食券購入機で食券を買い。②、番号札を貰う。③、番号を呼ばれ、料理と交換する。④、食べ終わったら、食器は自分でかたずける。⑤、お茶・水は、自分で好きなだけ持って来て良い。⑥、全てが流れ作業で、スムーズに処理されている様子に感心させられた。不況下にありながら、ユニクロの繁盛ぶりを見ても、価格の安いものに消費者の関心が向いている。現在サラリーマンの所得の減少が、一段と商品単価を押し下げているように見える。我々の職場にも相当の無駄が多いように思われ、あらゆる点で努力の必要を感じた一日であった。