今日の朝7時のNHKニュスでは、驚かされた。なんと、アメリカ議会下院で、金融安定化法案の否決である。それも、与党、共和党の造反議員によるものとのこと。100年に1度の大恐慌、とも言われる重大な時期にである。我々の暮らしにどんな影響があるのだろう?毎日毎日、経済面、社会面、政治面での、ビックリする事件の連続である。
今年の入って、契約内容を見てみると、物件価格より、抵当権の価格が、上回っていることである。何とか、抜ければ良いが、抵当がはずれないと、最終的に、競売となる。これでは、景気が良くなる筈は無いと思う。時の流れの恐ろしさ、を感じる毎日でもある。バブル期には、浮き立つような景気の浮揚感があったが、現在は、閉塞感が漂うばかりである。
しかし、消費者にとっては、悪いことばかりでなく、じっくり、物件を選択出来る余裕がある。貸事務所でも、入居者が変わる度に、家賃が下がる。大家さんは、たまらないと思うが、空室続きで、家賃が、一円も入らよりまし、と思う。供給側より、需要者側に、振り子が回っているので、我慢して貰う外ない。時代の流れは、恐ろしいと、つくづく、思うこの頃である。