極東不動産の日記

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最近の景気

2008-09-30 23:08:46 | アート・文化

今日の朝7時のNHKニュスでは、驚かされた。なんと、アメリカ議会下院で、金融安定化法案の否決である。それも、与党、共和党の造反議員によるものとのこと。100年に1度の大恐慌、とも言われる重大な時期にである。我々の暮らしにどんな影響があるのだろう?毎日毎日、経済面、社会面、政治面での、ビックリする事件の連続である。

今年の入って、契約内容を見てみると、物件価格より、抵当権の価格が、上回っていることである。何とか、抜ければ良いが、抵当がはずれないと、最終的に、競売となる。これでは、景気が良くなる筈は無いと思う。時の流れの恐ろしさ、を感じる毎日でもある。バブル期には、浮き立つような景気の浮揚感があったが、現在は、閉塞感が漂うばかりである。

しかし、消費者にとっては、悪いことばかりでなく、じっくり、物件を選択出来る余裕がある。貸事務所でも、入居者が変わる度に、家賃が下がる。大家さんは、たまらないと思うが、空室続きで、家賃が、一円も入らよりまし、と思う。供給側より、需要者側に、振り子が回っているので、我慢して貰う外ない。時代の流れは、恐ろしいと、つくづく、思うこの頃である。


教育問題

2008-09-28 19:00:49 | アート・文化

今日のテレビで、中山国土交通大臣の、辞任のニュースが流れた。その原因の一つに、教育問題があったようだ。お互い、それぞれ言い分は、あると思うが、この問題でについて、5年前に、或る講演会を受講した時のことを、思い出した。講師は、日本でも、有名な、或るコンサル会社の社長の話である。彼は、教育問題について、次のように述べておられた。原因は、戦後、アメリカによって、仕掛けられた教育政策に、よるものとの事であった。戦後、数十年かかって、日本(骨抜きにする)に、しっかりと根付いた。それは、何から、来ているかと思うと、太平洋戦争の時、特攻で、日本兵は、2800人も死んだが、アメリカ兵は、その倍は死んだと言われている。現在、戦前では、とても、考えられないような事件が、頻発している遠因は、その辺に、あるような気がする。私も、小学生の時、教科書に、(先生の指示で)墨で塗った記憶がある。戦前の良いことまで、全部抹殺したことが、今日の出来事に、繋がっているのではないだろうか?

最近、二宮尊徳の生き方の本が、ベストセラーになっているのも、多くの人が、このままでは、いけないと、思い始めているのかも? 二宮尊徳が薪を背にして、歩きながら、本を読んでいる銅像は、全国の小学校にあった。古き良き日本の文化を、もう一度、省みることが必要なのでは?それが、日本の再生に繋がるように、思った次第である。 教育論争に寄せて----。 


暮らしと金融

2008-09-26 22:05:20 | 国際・政治

今日の午後1時05分・NHKのスタジオパークと言う番組を見た。各界の有名人が出演する、人気番組でもある。「緊急金融不安・どうなる暮らし」と言う題で、幸田真音さんの解説であった。まさに、現在の世相に、ピッタリの構成である。幸田さんは、多くの著書を出版している才媛で、作家であると同時に、金融デーラーも、したことがあるらしい。私も、彼女の著作を、何冊か読んでいるので、凄く興味を持った。彼女の素顔に触れるのは、初めてだが、専業主婦であったことには驚いた。要旨をまとめると、現在、起きている金融危機とは、丁度、シーソーゲームのように、上がったり、下がったりだけでなく、基点の中心棒が、ストンと落ちてしまったようだ。だから、むしろ、素人より、プロの方が(混乱して)大変であるとの事。相場など、休んで、全体を見る事や、勉強することを、強調されていた。株とか債券等、売ったり、買ったりしないほうが、面白い。プロも迷うような乱気流のなかで、飛んでいる飛行機の中では、シートベルトをしっかり締めなさい。そんな解説で、兎に角、分かりやすく、面白かった。最後に、ピンチをチャンスに変えようと、結論ずけて終わった。我々庶民には。親しみやすい作家で、親近感が持てる。


地方の景気・その2

2008-09-24 23:00:55 | アート・文化

今日、第92代目の総理大臣が決まった。早速、麻生首相は、景気対策を重視するという、決意を表明した。街の声の大部分も、同じ意見が多かった様だ。近所の装飾店を、訪問したところ、バブル時は、大変儲かったが、今は、毎月が赤字とのことである。昨年の秋辺りから、景気がおかしい、とも言っていた。来年は、もっと悪くなるのではとのこと。これは、市井の一般庶民が、認識している景気判断でもある。殆どの業種で、同じ見解である。そうかと言えば、以前にも書いたが、仙台では、大型店(パルコ、アウトレット)同士の戦争で、仙台周辺の都市の顧客を、ごっそり、持ち去って行ってしまい、山形駅前・福島駅前は、景気が沈静化している、とも言われている。しかし、仙台でも、活況を呈しているのは、東京資本だけらしい。当社の税務関係は、仙台なので、商店の実状は、良く把握している。

更に、悪いことに、アメリカでは、サブプライム問題以降、金融の大混乱が起きており、何れ、我が国にも、影響が及ぶのは、時間の問題のような気がしてならない。政治も、国民の事より、政権奪取の方に、頭が向いているような気がする。日本にも、本格政権が出来て、強力な経済運営が、出来ないものだろうか? 戦後の廃墟から立ち上がり、世界から賞賛された再建を成し遂げた、エネルギーの持ち主の民族なのだから----。


パンデミック・その7

2008-09-23 13:04:58 | アート・文化

今日は、お彼岸である。殆どの家庭では、仏前に、「おはぎ」を供え、お墓参りをする。墓地では、何処も彼処も、線香の煙が漂っている。伝統が、親から子へ、子から孫へと、連綿と受け継がれていく。
日本文化の伝承は、素晴らしいものと、心から思う。汚染米や、子供の誘拐・殺人等は、ほんの一握りの、人達の行為と思いたい。

さて、今日(平成20年9月23日)「産経新聞」の第2面に、気になる記事が載っていた。「新型インフル・身近な対策」「マスク備蓄を」と言う題である。要旨は、新型インフルの対応策を、検討している、厚労省の専門家会議では、流行時に、身近な対策となる「マスク」の使用について、国民に事前の備蓄や、積極的な使用を、呼びかけていく事を決めた、とある。マスクは、せきや、くしゃみ等、感染症がある人に、使用を勧める。また、せきや、くしゃみをしている人の2㍍以内に、近づかない等。会議では、流行に備えて、各家庭に1人当たり、20ー25枚の備蓄を、呼びかけている。マスクは輸入品であるので、需要が高まる流行前に、備蓄するよう求めている。

私は、以前、新型インフレは、必ず起きる、との講習を受けていたので、この新聞を読んで、ピンときた。ウイルスは、湿度に弱いので、乾燥する秋口の後半が、危ないのかな? 神様以外には、予測出来ないが、新型インフレの発生が、無いことを祈るのみである。今年は、年の初めから、ショッキングな事の起きた、何でもありの年でもあるから--。