極東不動産の日記

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家路

2014-03-29 23:06:47 | 映画

家内に誘われ今日の夕方、福島フォーラムで鑑賞した映画の題名である。観終わって心にジーンと響くものがあった。映画のあらすじは「先祖代々の土地を守ってきた長男が、原発事故で仮設暮らしを強いられ、先が見えない。老母の体調の変化、妻との葛藤などの家族問題~。そこへ長らく音信不通の弟が、人っ子一人いない村で、廃屋となった警戒区域の生家に住みつき農業を始めたとの情報が入る~。あの3.11から、まる3年も過ぎたが、遅々として進まぬフクシマの復興。しかし、絶望的な中にあっても、苗を植える(一歩踏み出す)一人の若者の姿に、深く考えさせられたことである。大自然に恵まれた詩情豊かな川内村でのオールロケ。役者さんたちの体当たりの演技に、強く胸に迫るものがあった。暫くぶりで見た名画でもある。現在、福島フォーラムで上映中である。福島県の方には是非鑑賞を、お勧めしたい作品である。

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大人の扉

2011-09-13 18:12:16 | 映画

今日届いた情報誌の中に、好きな俳優(奥田英二監督)の話が載っていたので紹介したい。監督業が「大人の扉」を開けるという題で、彼は自制心について語って居る。「血族を離れたものが自己だと思う。生まれてきたのは母親の肉体からだけど、生まれたこと自体は神の摂理。だから、アイデンテイテイーを持っ事が大切ですね」 自己とは何か? 深みのある言葉だと思う。 最近、立て続けて辞職された○○大臣達のレベルの低さにはビックリさせられる。国民の方が3・11の日を境に、変わっているのだ。人の上に立つ人は、もっと被災者の心(悩み・苦しみなど)を深く感じて欲しいものだ。