極東不動産の日記

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不景気と生活保護

2011-01-28 23:29:10 | 日記・エッセイ・コラム

最近の不景気で家賃の相場は、以前より下がって居る。更に最近では、生活保護を受けて居る人の来店が増えた。先日も35000円(生活保護世帯に市で支給する上限)の家賃で、大人数で住みたいと言う。生活保護費を貰って居る為、旦那様が働かず、家族に暴力を振るうので別れたいとの事。丁寧にお引き取りを願ったが、この様な現象は、他県(東北6県でも)も同じらしく困ったものだ。金銭をタダくれるのでなく、例えば雪下ろしとか、公共の為に働いてもらうのはどうだろうか? 勿論 、身体に障害のある方は別だが。この不景気による○○業会の従業員で、職場を解雇され生活保護を受けたのは良いが、暇な為に昼間から酒を飲んでは、トラブルを起こして周囲に迷惑をかけ、顰蹙を買って困って居る実例が弊社にもある。行政もその辺を見落として居るようだ。日本の社会全体が甘え体質になっている様な気がしてならない。働かざるもの食うべからずと、我々は昔は教えられたものだが?


社会起業家

2011-01-24 23:52:57 | アート・文化

夜遅くテレビを見ていたら、NHKの番組に表記のことが放映されて居た。28才の若者が中心となり、4000万人は居ると言う健康診断を受けない人に対する起業(ボランティア)の事らしい。それも500円コインで血液検査をすると言う事業である。発見が遅れて大事に至る悲劇を見た上での発想であろう。素晴らしい! の一言に尽きる。若い方は我々も及ばぬアイデアで、殺伐たる社会に温風を吹き込んでくれる。日本の若い人は、なかなかなものだ。政治家も見習って欲しいものである。


野口雨情と船頭小唄

2011-01-19 23:26:14 | アート・文化

今日、中小企業家同友会の仲間から2枚のCDが送られて来た。「人は何によって輝くのか」作家・神渡良平氏の講演の記録である。素晴らしい内容だったので要旨を書きたい。野口雨情は知らぬ人が居ない世界的な詩人でもある。七つの子を始め詩情溢れる童謡の数々には、幼き日の思い出がよみがえる。他にも「おれは河原の枯れすすき」で始まる、野口雨情作詞・中山晋平作曲の「船頭小唄」は、二人のコンビが生み出した名曲で有名である。この歌は、何か平成の社会の現状と似て居る気がする。前置きが長くなったが、野口雨情は雲の上の偉大な人とばかり思っていた。処が、今日の神渡氏の話では、野口雨情は若い頃、何度も転職を重ねて苦労した末、幼くして死んだ我が子に恥ない人生を送ろうという気付き(決心)があったという。それから数千の名詞を作り、世界に誇れる童謡の世界を生み出しくれた。偉大な人とばかり思って居たが、我々と同じく苦闘の時代があったことを知り、急に身近に感じたことである。折角、この世に産まれた限り、輝けるものを持ちたいものだ?


天国と地獄

2011-01-08 18:14:01 | アート・文化

歳が改まったと思ったら、もう八日である。5日の初出勤から慌しく過ごしていた、今日珍しい来客があった。以前にご縁のあった、さるご住職の方である。四方山話の末に、様々な事を教えて下さった。人が死ぬと、枕経、お通夜、告別式の儀式が行われるが、その意義について、丁寧に説明して下さった。人は誰でも例外なく死を迎える。何の為に生まれ、何処へ行くのか? 意識(理解)すべきとのこと。又、死後は天国と地獄いずれへ行くのか、それは人の生前の行いにあると言う事である。輪廻転生と言うかカルマ(業)の応報によって生まれ変わり、「天国と地獄のどちらか以外には無い」と言う明快な話であった。地方での高僧の方らしく、学識が深いのには驚いた。お正月に人生の生きる意味を考えるのも、有意義なことと思う次第。