極東不動産の日記

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東日本大地震と放射線禍/その2

2011-03-31 19:12:00 | 業務日誌

今回の地震で相当数の人々が、他県へ避難している様である。いわき市では三分の一の人々が、県外へ避難したと聞いている。今日、福島市のある方のところへ伺ったら、こんな話を聞いた。福島市でも、相当数の方が母親が子供達を連れて、○○県へバスや新幹線を乗りついで、避難したと聞いた? 又、ある事業家は、福島の不動産は売れない(しばらくの間は)のではないか? とも言っていた。ある農家の方は、今年は米の作付けをしないとの事。反対に、別の方は(農協の指導で?)時期をずらして、田植えをするとか?様々な風評被害に全県民が悩まされているようだ。郡山市から先(原発のあるところへは)は、運送業者も(放射能渦を恐れて)行きたがらない等、困ったものである。我々県民は、福島市からは動けないし、この地で放射能禍があろうが無かろうが、動くつもりも無い。この際、政府・自治体が、一刻も早く、確たる方針を打ち出していないからだろうか? 国難ともいえる、この事態にリーダーの皆さんは、(世界一優秀と言われている官僚の人達の)衆知を集めて対処して欲しいものである。我々も復興に献身したいと考えているのだ。


東北地方大地震と戦前の思い出

2011-03-30 18:33:41 | 日記・エッセイ・コラム

今日、所属しているアパマンショップの川森長様が、水・その他支援物資を沢山持参して来社された。放射能禍に怯える福島へ~、感謝すると同時に、申し訳ない気がする。弊社では毎日南相馬市などから、避難されれ方の宿舎の斡旋に、いとまも無い。そんな折、思い出したことがある。私は戦前の生まれでもある。時は昭和19年、敗色濃い東京では物資が著しく欠乏した。お米も南京米と言って、まずい米で小学生の私は、全く食べなく相当痩せ細ったらしい。それを心配した両親が田舎へ帰ることにした。当時、東京の板橋に住んでいたので、赤羽駅から乗るため駅へ向かった。多少時間があったので、親子4人で赤羽駅前の喫茶店へ入った。ところが物資統制のため、4人に対して、ミルク一杯とパン1個のみである。父親が身重の母に食べさせる為、われわれは我慢しなさいと言った事が、今でも懐かしく思い出す。田舎へ帰っても配給制である。米の飯など、昭和25年ぐらいまで食べられなかった。それから見ると、まだまだ恵まれているような気がするが?兎に角、再建ため頑張るほかは無いだろう。ただ、放射能禍だけは本当に恐ろしくもあり困る。政府・東京電力・原子力保安院の対応には、憤りを感じる。


東北地方大震災と放射能禍

2011-03-29 18:55:35 | 健康・病気

今日のニュースで、ある農家(キャベツ等の有機野菜)の方が、自殺したと言うショッキングな出来事が起きた事を報じていた。お客様の為に有機肥料(化学肥料を使わない)で、野菜を生育することに、精魂こめて居られただけに、その心中は痛いほど良く分かる。政府も、もっと科学的なデーターに基ずいて、生産農家の方に絶望されないようなコメントが出来ないものか? 福島県の農家は夢も希望も無くなるではないか。 本当に残念なことである。フェースブックを見ていたら、武田邦彦先生(中部大学教授)のブログが見つかった。非常に分かり易く、また大変参考になるので、ここにお知らせする。是非ご覧になられることをお勧めしたい。特に若い方に見てもらいたい。http://takedanet.com/




東日本大地震とツイッター

2011-03-28 19:42:00 | 社会・経済

3月11日を境に、日本の社会が一変したみたいである。外を歩けば帽子にマスクのいでたち、マスクを外さぬと人物識別が困難である。街は静かで、車の往来も少ない。今日、九州の知人2人から、お見舞いの電話があった。こちらの状況を報告して、九州の状況を聞いた。物不足がそちら(九州)も、ひどくなったとの事である。こちらのほうは、ガソリン以外は整ってきた。ところが今日、ツイッターにそんなに待たなくても入れられる、ガソリンスタンドの紹介が載った。それっとばかりに早速、駆けつけて給油して来た。スタンドでは南相馬市の避難民の方々が、給油のお手伝いをされて居た。助け合い精神には頭がさがる思いである。先日はミルク、今回はガソリンと、ツイッターには助けられた事である。改めてツイッターの効能の凄さに?驚いた。フェースブックでも、放射能の知識を友人から得ている。IT時代とは、使い方次第では生活を便利で、豊かにしてくれる。今回の巨大地震における、時間を(無駄にしない)素早い行動のキッカケともなった。

先日、選抜高校野球の開会式で、創志学園の野山君による選手宣誓の言葉「生かされている命に感謝」なんと素晴らしいい若者達か!



関東東北地方大地震の影響

2011-03-26 19:05:23 | 社会・経済

街を走り回る車があれほどあったのに、その数が地震の後はめっきり減って来た。昨日、車の中古販売をしている、ある業者さんから電話があった。地震以後は、車が全く売れないので、家賃が払えないとの事である。何とか相談に乗って欲しいという訳で、事情を聞くため訪問した。それによると、3月・4月(転勤時期)にかけての売り上げが、事業の成否を決めるらしい。ある面では我々のような賃貸斡旋業者とも似ているようだ。事業として最も忙しくなる時期に、思いもよらぬこの大地震の発生である。困りはてた様子が理解できたので、事情説明にオーナーさんを訪問して事情を申し上げた。沿岸部の被災とは、また違う面で地震のつめ跡を残しているものと実感した事である。東北地方では、各地各様に毎日、様々な悲喜劇が起きている。早く正常な状況に戻って欲しいと祈るのみである。