ようやく梅雨が明けたと思ったら、猛暑が襲ってきた。しばらく振りの休日なので、温泉へ出掛けた。山登りに便利な蔵王温泉の宿が取れず、偶然に見つけた笹谷温泉保養館「一乃湯」である。ここは平成4年には東北大学付属病院心療内科から、温泉医学研究協力施設の指定を受けた全国で例のない宝の湯(薬湯)との事である。入浴で身体に効くだけでなく、飲泉の適応症には糖尿病・肥満症外など有名らしい。身近にこんな素晴らしい温泉があるとはビックリ。電話番号を紹介する。 0224-84-5626。
続いて、みちのく公園南地区へ足を延した。規模が雄大で連休でもあり大勢の親子ずれで一杯であった。我々はふるさと村を見に行った。ここには東北6県から古民家を集めてある。かやぶきで郷愁をそそられるものばかりである。特に目を引いたのは、宮城県の131坪ある家で、猛暑にもかかわらず涼しい。岩手県の遠野の家では、民話の実演をやっていた。それは自然を愛し、大切にし、敬い、時にはおそれた古人の心が生み出したものであろう。昔聞いた「ざしきわらし」を思い出して懐かしかった。しみじみ日本の多様な文化に触れて勉強になった。
最後のコースは、蔵王エコーラインを通って「お釜」を見に行った。下界では気温34度の猛暑なのに。21度の涼しい頂上での散策を満喫した事でした。