極東不動産の日記

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僕の夢

2008-07-31 22:32:24 | スポーツ

昨日、イチロー選手の3000本達成のことを書いたが、今日付の殆どの新聞に、彼の記事が載っていた。それほど、彼の偉業は、素晴らしい。彼が、小学6年生の時に、書いた作文をたまたま、入手していたので、全文を紹介したい。お祝いに免じて、公表をお許し願いたい。

「僕の夢」 愛知県西春日井郡とよなり小学校 6年2組 鈴木一郎

僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校と全国大会に出て、活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには、練習が必要です。僕は3歳の時から、練習を始めています。3歳から7歳までは、半年くらいやっていましたが、3年生の時から、今までは、365日中360日は、激しい練習をやっています。だから、1週間中で、友達と遊べる時間は、5~6時間です。そんなに、練習をやっているのだから、必ず、プロ野球選手になると思います。そして、その球団は、中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。ドラフト1位で、契約金は1億円以上が目標です。僕が自信のあるのは、投手か打撃です。

去年の夏、僕達は、全国大会に行きました。そして、殆どの投手を見てきましたが、自分が大会NO1選手と確信でき、打撃では、県大会試合の内、ホームラン3本を打ちました。そして、全体を通した打率は、5割8分3厘でした。

このように、自分でも納得のいく成績でした。そして、僕達は、1年間負け知らずで、野球が出来ました。だから、この調子で、これからも、頑張ります。そして、僕が一流選手になって、試合に出られるようになったら、お世話になった人に、招待状を配って、応援してもらうのも、夢の一つです。 

なんと、素晴らしい作文であろうか! イチロー選手の、この偉業の陰には、子供の時代から、夢と目標を持って、常人では、想像も出来ない努力を重ねて、今日に至ったことと思う。我々も、生きたお手本にしたいものだ。イチロー選手は、日本人の評価を、世界中に高め、われわれを、勇気ずけている事か---。 再び、心から祝福したい。


3000本安打

2008-07-30 22:01:28 | スポーツ

イチロー選手!3000本安打、達成おめでとう!彼の快挙に、日本中が沸いたことと思う。最近は殺人・汚職・原油高による値上げなど、暗い話題が続くなかで、久しぶりに聞く、明るい話題に、多くの日本人は、喜んだ事でしょう。それにしても、凄いものである。私が感銘を受けたのは、彼が、日々、小さな努力の積み重ねを、コツコツと、実践していることである。

それに反して、我々は、暑さ・寒さ・忙しさに、かまけて、努力を怠ることの多さに、恥じ入るばかりである。小さなことでも、飽きずに継続すれば、大きな成果を生むことを、イチロー選手に教えられた。アメリカには、4000本以上、達成した選手がいることを、テレビで知った。努力・精進して、世界一になることを、実現してもらいらいものである。

改めて、心から、おめでとうございます。


駅前不動産屋奮闘記

2008-07-29 23:33:24 | アート・文化

昨日、配達された「週刊住宅」と言う、不動産業者向けの新聞がある。その新聞の記事の中に、とてもユニーク記事(標題)がある。毎回、投稿しているのは、宝塚市のD地所の社長さんである。
彼は365日で、400冊は読破し? 多くの著書も出している。私も、心から尊敬している社長さんの一人でもある。新聞が来ると、真っ先に彼の記事を読んでいる。
今回は「肩の力を抜いてみて」と言う文章である。 その一部を、そのまま、引用してみたい。

「持ち越し苦労」や「取り越し苦労」は、百害あって一利なし。持ち越し苦労は過去のもの。取り越し苦労は、将来のもの。そんなものを、わざわざ「今」に持ち込んでは、「今」が、力を発揮できないのです。過去や将来の煩わしさと、戦っているほど、人生は、長くありません。「今」出来ることを、今に。今やるべき事をやらずして、何時ヤルというのでしょうか?

「思い煩うな。過去は、過去が思い煩うであろう」は聖書の有名な言葉でもあります。

最後に大事なものは「陰徳」。天の銀行での積み立て預金は、ものすごく大きな利息をもたらしてくれるのです。と、結んでいました。
彼の文章を読むと、徳を積んだ高僧の話を聞くようで、楽しく又、教えられる。業界にも素晴らしい人が居るもんだと、いつも思う。


サマー・コンサート

2008-07-28 23:29:07 | アート・文化

今日の夜、福島テルサで、サマー・コンサート’08が開かれた。演奏したのは、桐明学園芸術短大の音楽専攻卒を中心とした、若手の演奏家達である。楽器は、東洋と西洋の融合と言うか、箏あり、チェンバロあり、ピアノ・フルート・ギターありで、濃密な時間を、楽しんだ二時間でもあった。それにしても、箏は、和楽器とばかり思っていたが、どうして、17弦・25弦ありで、洋楽器にひけを取らない。又、チェンバロは、16・7世紀頃に使われた楽器らしいが、その繊細な音色は、バッハの活躍した時代へと、タイムスリップしたみたい。

演奏会というと、オーケストラが中心で、この様な沢山の楽器による演奏は、始めてでもあり、興味深いものであった。我々初心者は、演奏曲の理解は無理だが、その中で、「赤とんぼの主題による小ファンタジー」等は、懐かしくもあり、楽しく聞けた。

特別ゲストとして、有名なN氏・A氏など参加されて、華やかな雰囲気を醸し出していた。   真夏の夜の夢を、一幅の清涼剤として、堪能した夕べでした。


蟹工船

2008-07-27 13:28:14 | アート・文化

小林多喜二著「蟹工船」と言う本が、若い人に売れているそうである。彼が書いた時代と現代では、相当、社会も変化しており、単純に、比較はできないと思う。外国に行ってみると、改めて、日本の良さや、恵まれていることが、実感できる。例えば、日本には、餓死者がいない。そこそこ、食べていける。階級社会もないし、努力次第では、大金持ち(比喩が適切でないが)でも、何にでもなれる。後進国では、親に捨てられた子供は、その日、その日が、生存するための戦いでもある。

7月25日の産経新聞に、文芸批評家の新保祐司教授が「今日に必要な理想人間像」として、次のように書いていたので、要点を引用する。「最近、再評価の気運の高い後藤新平も、若き日に--西国立志編--を熟読した一人であった。この台湾総督府民政局長・初代満鉄総裁・東京市長等を歴任して、大きな仕事をした人の、精神の根底を流れているのは、西国立志編だった。今日の日本人が、取り戻さなくては、ならないものは、「天ハ自ラ助クルモノヲ助ク」と言う自治の精神である。  ①、人のお世話をする気はなく②、報いは必ず求め ③、人のお世話になるのを、当然と考える--そのような人間ではなく、自治の人こそ、今日、必要な「理想人間像」である。と結んでいた。

国全体が、勃興の気運に満ちた明治時代と、あらゆる点で、ハングリー精神に欠け、満ち足りた現代とでは、一概に言えぬと思うが?狭い視野でものを見るのではなく、広い視野で考えてはどうだろう? 日本では、やる気になれば、いくらでも、チャンスは、いくらでも転がっているのだから。