極東不動産の日記

福島市の賃貸ならアパマンショップ福島中央店、売買物件も豊富な福島市の極東不動産へ

家路

2014-03-29 23:06:47 | 映画

家内に誘われ今日の夕方、福島フォーラムで鑑賞した映画の題名である。観終わって心にジーンと響くものがあった。映画のあらすじは「先祖代々の土地を守ってきた長男が、原発事故で仮設暮らしを強いられ、先が見えない。老母の体調の変化、妻との葛藤などの家族問題~。そこへ長らく音信不通の弟が、人っ子一人いない村で、廃屋となった警戒区域の生家に住みつき農業を始めたとの情報が入る~。あの3.11から、まる3年も過ぎたが、遅々として進まぬフクシマの復興。しかし、絶望的な中にあっても、苗を植える(一歩踏み出す)一人の若者の姿に、深く考えさせられたことである。大自然に恵まれた詩情豊かな川内村でのオールロケ。役者さんたちの体当たりの演技に、強く胸に迫るものがあった。暫くぶりで見た名画でもある。現在、福島フォーラムで上映中である。福島県の方には是非鑑賞を、お勧めしたい作品である。

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福島市での地価の上昇

2014-03-20 10:20:54 | 不動産売り地

昨日、全国一斉に路線価の発表があった。毎年下降していた地価も、漸く下げ止まりを見せた。全国的にも上昇しているようである。我々の住む福島でも、土地取引が活発に行われている。市内の業者さんも忙しいようである。
賃貸物件は空室が少なく、「大学の新入生や転勤される社会人等」借りる方も必死なら、空室を探し出して斡旋する方も必死である。
賃貸に限らず、ここにきて土地取引も、急激に増えてきた。今まで何年も売れ残っていた物件も売れ出し、在庫も少なくなって来ている。原因は被災者の方たちが故郷に帰るのを諦めて、市内に住居を求めリるケースが多い。聞く所によると、時折自宅に様子を見に行くと、荒れ果てて、ネズミの巣になって居る。家畜は野生化し、自宅の隣はけもの道が出来ている。
聞くだに痛々しい。放射能禍を痛切に感じるこの頃でもある。
しかし福島郊外の団地にも新しい家がどんどん建築されている。人口増も見込まれ明るい話題もある。


福島市の現在の賃貸事情報告とお願い

2014-03-13 22:54:33 | ブログ

弊社の社員達は繁忙期の今、お客様の期待に答えようと、毎晩遅くまで頑張ってくれていて頭が下がる思いでもある。しかし、昨年同様、今年も物件が極端に少なく、ホトホト困り抜いている。今日、「福島大学生の合格者100人のアパートが無い」という話を聞いた。弊社では、昨年の早い時期から、3月中の退去予定者を調べ上げては、斡旋しているが、去る3.11以降、急に物件が少ない状況になった。更に今年は空き部屋が、少ない事情もある。これから福島大学の後期合格者さん達が来店予定であるが、どうしようもない有様である。

 

他にも、福島医科大の後期合格者さん達もこれからである。更に今度は警察官の皆様の移動と続く。全国各地より放射能汚染の風評被害も囁かれて居るにもかかわらず、福島市を選んで下さる多くの若者に対して、斡旋業者として無力を感じている。

 

幸いにも早めにアパートを決めた方でも、入居が4月~5月になる人達も多い。親御さんが自費で重いホテル代を負担しているのだ。
サラリーマンの人達は、会社で費用負担をしているが、大学生達は、全部親の負担になるのだ。

 

折角、福島を選んでくださって、4年間は生活を送ってくれる若者に対して、住居が無いという事は本当に情けない。

 

人口減で悩む県もあるというのに、何とかならないものだろうか?
これは来年も続くのである。

 

福島県選出の政治家の先生方の皆様や行政の皆様方に、心より緊急にお願いしたいと思い書かせて頂いた。
非礼を詫びながら、宜しくお願いする次第である。