私の住む福島県は、果物の名産地である。特に、県北地方では、桃が有名である。早生では、「ぎょうせい」「氷川白鳳」など。最盛期では、「あかつき」が美味しい。特に今年は、日照り続きで、甘く、好評であった。そして、最後の品種は「川中島」で、桃の季節が終りとなる。ところが、「川中島」の収穫時には、雨ばかり続いたので、甘さが少なく、不味いらしい。今日、そんなことを、桃屋さんが、言っていた。それほど、今年の天候不順は、影響が大きい。我々は、太陽の恵みに、如何に、恩恵を受けていたかが分かる。それもこれも、温暖化のなせるわざとも、言っておられた。もっと、具体的に言うと、温暖化が北上していることである。
このことは、農産物だけでなく、あらゆる面で、如何に、温暖化が進んでいるか? 房総半島の先端では、今まで、見られなかった熱帯魚が、うようよいるらしい。漁業資源も、北上していることは、間違いないようだ。
夜、偶然、テレビを見ていたら、スイスでも、温暖化が進み、高地のベルリナという駅から、5分のところで、氷河が見られたのに、一時間以上も、歩かないと、観られぬほど、氷河が減少しているとの事。このまま、進めば、2060年には、氷河が無くなる? 人類も、真剣に考えざるを得ないのかも?温暖化の研究のための遠足で、スイスの子供達も、真剣に考えている姿を、テレビは映し出していた。どうする大人たち?