明日から海外出張なので、郊外店舗・ゼビオに買い物に出かけた。アイスクリームの
売場が黒山の人だかりである。郊外のお店は、不況下でも盛況のようである。当社で管理している物件の家賃滞納入居者に対し、来社を求め督促をした。事情を聞くと居酒屋・コンビニなどバイト先を転々として働いていたが、現在では、それすら無くなってきているとのことである。改めて、現在の不況の深刻さを実感した。水道・電気・最低の食費すら、ままならぬとのことである。勿論、健康保険も未加入で、病気をすれば全額自己負担の為、病院には行けない。血尿が出ても我慢しているそうな。気の毒で涙が出た。生活保護を勧めたところ、以前に行った事があるが、若いのに何だ！と叱られたとのことである。何とも憂鬱な気分になり、報道されている所得格差を痛感した。為政者（民主党さんに）に、細やかな弱者救済を切に望む次第である。
最近の傾向として企業倒産が増えている。経営者の皆さんも精一杯、努力していると思うが、昨年のリーマン・ショックから、特に顕著になってきたと思う。自己努力を上回る時代変化のなせる技と、思うほかないようだ。当社でも、とうとう１件起きてしまった。今までさしたる滞納も無く、永年に亘り家賃を払って貰っただけでも、感謝すべき？と大家さんには説明した。入居者が入れ替わる度に、どんどん家賃が下がっていく。特に事務所系が酷い。一日も早い景気の回復が望まれる昨今である。
郡山市の親しい友人から ある１冊の本が送られてきた。題名は「怒らないこと」副題が「役立つ仏教法話１」と付いている。 著者はスリランカ初期仏教長老である「アルボムツ・スマナサーラ」氏である。贈呈された日に一気に読み。それから毎日少しずつ読んでいる。ほんの一部だけ抜粋すると｛「怒り」は、人間の不幸そのものです。例え１分、２分でも、３０秒でも、困ったり悩んだりする必要はありません。心構えしだいで、誰もが幸福に生きられるのですから。我々の不幸を作り出す「怒り」だけは、決して心の中に入らないようにすることです～。｝人としての生き方が懇切丁寧に書かれてあり、感動を受けた次第です。この本の様な生き方をしていれば、もっと違った生き方が出来たのに？ と反省しきりでした。多くの方に読んで欲しい良書です。発行所は（株）サンガです。
昨夜から今日にかけて、知人のお通夜と告別式に参列した。故人は９６歳という長寿を全うして、静かに天国に旅立たれた。その寝顔は、にっこり笑っているような、安らかなものであった。つい数時間前までは、元気に過ごしていたとの事。生前は大都市の警察署長を務め、藍綬褒章等も貰った方なので、責任感が強く死ぬまで意識がしっかりされていた。我々も人生が後半にさしかかり、死という言葉が身近に感じられるこの頃、伯父のお陰で、死に対する恐怖が薄れた思いであった。今日の告別式でびっくりしたのは、孫・曾孫さん達が数十名が祭壇の前に、一斉に並んで代表が弔辞を元気な声で述べたことである。故人も微笑ましく天国で見守っていたことであろう。彼の生き方に学ぶこと多い日であった。合掌
医学博士・岡本裕先生の本である。作家・桐島洋子さん推薦の言葉に「ドクターがここまで言っていいのかと心配になる快刀乱麻の医学論、目からウロコの健康論。この一冊で貴女の常識が一変する」とあった。早速購入して一気に読破した。この本は今年の１月３０日に第１刷発行するや、今年の８月３０日で第１４刷発行という隠れたベストセラーである。私も今年は７０年ぶりに病気したので、健康には、特に留意している。興味深く読ませていただいた上に貴重な知識を得た。推薦者である桐島さん曰く、本当に信頼に価するのは、自らの内なる「名医」である自己免疫力であり、自然の援護なのだ。という言葉には強く共鳴できる。発行所は㈱中経出版社で、本体５７１円である。お勧めしたい良書である。